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お気入俳人の俳句鑑賞します。
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■五体俳句586「身の上の夏や蓮の一枚葉」(倉田葛三)

2022-06-10 04:56:00 | 五体俳句

○五体俳句586・身体27身18・倉田葛三01・2022-06-10(金)
○「身の上の夏や蓮の一枚葉」(倉田葛三01)
○季語(蓮の浮葉・仲夏)(「→Wikipedia」より引用)【→五体俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたうえけこすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:季語「蓮の浮葉」の解説は「→きごさい歳時」。この夏も水面に浮く蓮の一枚葉のように寂しくも潔くあれかし。記文政元年(1818年)6月10日の辞世の句。陽暦では7月上旬にあたる。

倉田葛三(くらたかっさん)(1762~1818)
○好きな一句「みじか夜の水になりたる海月かな」(『葛三句集』1819)02
○季語(みじか夜・三夏)

【Profile】:江戸時代中後期の俳人。信濃松代の出。宮本虎杖に学ぶ。江戸にでて加舎白雄の門にはいり常世田長翠の春秋庵をつぐ。晩年は相模大磯の鴫立庵に居住した。


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