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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

●五体俳句026・背02・金尾梅の門

2011-01-18 18:33:50 | 五体俳句

○五体俳句026・02・金尾梅の門

○「魚眠るふる雪のかげにかさね」(金尾梅の門03)

○季語(雪・晩冬)

【鑑賞】:池の魚は微動だにしません。こんこんと降る雪を魚の背の上の水面に重ねています。雪はただの上で無言で解けるだけです。

 

金尾梅の門(かなおうめのかど)(1900~1980)

○好きな一句「白菊に恍惚と藁かかりけり」02

○季語(白菊・三秋)

【Profile】:富山市出身。薬売りの行商。その間に句作。1947年「古志」を創刊、主宰に。1951年富山県文化賞。翌年東京に移住。「古志」「草原」を合併して「季節」を創刊。

金尾梅の門掲載句

03しんしんと雪匂ふ日の盛りかな(雪・晩冬)〈五感28・嗅覚5〉2011/1/31

04ふところに入日のひゆる花野かな(花野・三秋)〈特集543・いろは俳句4-2(ふ)〉2021/8/13


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