○五体俳句026・背02・金尾梅の門
○「魚眠るふる雪のかげ背にかさね」(金尾梅の門03)
○季語(雪・晩冬)
【鑑賞】:池の魚は微動だにしません。こんこんと降る雪を魚の背の上の水面に重ねています。雪はただ背の上で無言で解けるだけです。
○金尾梅の門(かなおうめのかど)(1900~1980)
○好きな一句「白菊に恍惚と藁かかりけり」02
○季語(白菊・三秋)
【Profile】:富山市出身。薬売りの行商。その間に句作。1947年「古志」を創刊、主宰に。1951年富山県文化賞。翌年東京に移住。「古志」「草原」を合併して「季節」を創刊。
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金尾梅の門掲載句
03しんしんと雪匂ふ日の盛りかな(雪・晩冬)〈五感28・嗅覚5〉2011/1/31
04ふところに入日のひゆる花野かな(花野・三秋)〈特集543・いろは俳句4-2(ふ)〉2021/8/13
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