●色彩俳句0274・紅011・藤波孝堂01・2016-04-13(水)
○「暮れなづむ三番町の紅椿」(『伊勢湾』2004)(藤波孝堂01)
○季語(紅椿・春) 「くれなづむさんばんちょうのべにつばき」【→色彩俳句-索引01・色彩俳句-索引02 →俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)】
【鑑賞】:作者は大臣をも務めた政治家ですから、これは千代田区三番町でしょう。こんなオフィス街にも紅椿があるのか、といった句でしょうか。〈紅#d7003a〉
●藤波孝堂(ふじなみこうどう)(1932~2007)
○好きな一句「遠山へ芽吹かむ大地つづきをり」(『伊勢湾』2004)02
○季語(芽吹く・春) 「とおやまへめぶかむだいちつづきをり」
【Profile】:三重県伊勢市出身。早大商学部卒。三重県議を経て、衆議院議員当選11回、科学技術・文部各政務次官、労働大臣、内閣官房長官、自由民主党国会対策委員長などを歴任。2003年政界引退。神風館20世、俳祖荒木田守武翁顕彰会代表。
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