■特集俳句559「寒の雨粛々と降る震災碑」(「円虹」200204)(黒川悦子)

○特集俳句559・今年の漢字08(2018)「災」・黒川悦子03・2021-12-03(金)
○「寒の雨粛々と降る震災碑」(「円虹」200204)(→黒川悦子03)
○季語(寒の雨・晩冬)(「→俳誌のサロン」より引用)【→特集俳句-索引1・索引2・検索3・検索4・検索5　→俳人一覧(あ・いい・いた・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ～)　→★俳句結社索引】

【鑑賞】：全国的に地震、豪雨、台風、猛暑などの自然「災」害が多発した2018年。日本の「災」は何もこの年に限ったことではない。そしてそれは日本人の忍従の気質を「粛々と」形成してきた。追伸：早朝6時37分。山梨県東部・富士五湖震源の地震発生。大月で5弱を観測した。さらにその3時間後の午前9時28分和歌山県御坊市でも震度5弱。日本列島全体が揺れている。