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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

●特集俳句0250・楽器02=篠笛09・田部谷紫01・2015-10-30(金)

2015-10-30 04:56:00 | 特集俳句
●特集俳句0250・楽器02=篠笛09・田部谷紫01・2015-10-30(金)
○「篠笛の高音の秋を惜しみけり」(田部谷紫01)
季語(秋惜しむ) 「しのぶえのたかねのあきをおしみけり」(→「猫と歳時記」より引用)
【鑑賞】:和楽器の篠笛。簡素な形の横笛で、略して「笛」や「竹笛」と呼ばれることも。そのぴーと張りつめた高音の響きに、過ぎ去る秋を感じました。【→特集俳句-索引 →俳人一覧()】
 
田部谷紫(たべやむらさき)(1928~2016)
○好きな一句「春あらし中空に月満ちながら」(『揺籃』2000)02
季語(春あらし) 「はるあらしちゅうくうにつきみちながら」(「角川俳句大歳時記・春」より引用)
【Profile】:群馬県太田市出身。1962年「」入会。1963年第1回楪賞。1963年「」入会。1966年「鶴」同人。1977年「楪」編集委員。1978年俳人協会会員。1981年「鶴」第26回風切賞。1984年「初蝶」創刊に参加。1986年第1回初蝶賞。1993年「初蝶」編集長。

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