俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■特集俳句622「蕗あらし昭和は疾うに廃鉄橋」(山咲一星)

2023-06-02 04:56:00 | 特集俳句

○特集俳句622・元号俳句1-6昭和2・山咲一星03・2023-06-02(金)
○「蕗あらし昭和は疾うに廃鉄橋」(→山咲一星03)
○季語(蕗あらし・初夏)(「俳句界201706」より引用)【→特集俳句-索引1索引2検索3検索4検索5【→俳人一覧(いいいたけこすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:時制は「とっくに」「とうの昔に」の「疾(と)うに」。昭和の世に建造された鉄橋。当時は最新式の鉄橋であったのだ。修復されることもないまま廃鉄橋となっている。大きな蕗の葉が強風で翻る。

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