俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■方法俳句546「月光は水の感触山毛欅峠」(伊東芙美子)

2021-09-02 04:56:00 | 方法俳句

○方法俳句546・光の物質化14・伊東芙美子01・2021-09-02(木)
○「月光は水の感触山毛欅峠」(伊東芙美子01)
○季語(月光・三秋)(「『俳人年鑑』2004年版(北溟社)」より引用)※山毛欅(ぶな)【→方法俳句-索引1索引2索引3索引4索引5 →俳人一覧(うえくけすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】

【鑑賞】:煌々とした月光の中を泳ぐように歩いている。両側に山毛欅の林立する峠の道。「光の物質化」の中で圧倒的に多い「月光」。


伊東芙美子(いとうふみこ)
○好きな一句「巻貝の奥くれなゐに透けて春」02
○季語(春・三春)(「→H31俳人協会カレンダー」より引用)

【Profile】:1934年千葉県出身。「萬緑」同人。2017年4月「森の座」(→横澤放川代表)創刊同人。

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