俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○方法俳句341・比喩(直喩)=やうに12・髙岡周子1・2017-07-27(木)
○「鵜籠より子猫のやうに引き出され」(髙岡周子1)
○季語(鵜籠・夏) 「うかごよりこねこのやうにひきだされ」(→「俳句界201303別冊・平成名句大鑑」より引用)【→方法俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:鵜籠の中の鵜もまた、愛情をかけて育てる動物です。籠の中の仔猫をひきだすように、鵜籠から鵜を引き出します。
●髙岡周子(たかおかちかこ)
○好きな一句「みんみんの盛り返しくる暑さかな」2
○季語(みんみん・夏) 「みんみんのもりかへしくるあつさかな」(引用同上)
【Profile】:1943年、愛媛県出身。1983年「岬」入会、→勝又一透に師事。1985年「愛媛若葉」入会、稲荷島人に師事。1986年「若葉」入会、→清崎敏郎・→鈴木貞雄に師事。1994年「蘖」入会、→行方克巳・→西村和子の指導を仰ぐ。1996年松山に帰郷。2009年「愛媛若葉」主宰継承。