俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○色彩俳句338・白53・山本比呂也1・2017-07-05(水)
○「白に白重ねて落つる滝の水」(山本比呂也1)
○季語(滝・夏) 「しろにしろかさねておつるたきのみず」(「俳句界201511」より引用)【→色彩俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:落下する滝の水はひと重ではない。滝の本流を追い越そうとする滝。本流から遅れをとる滝。滝とは白い飛沫からなる層の重なりである。
●山本比呂也(やまもとひろや)
○好きな一句「新しき道の果てなる雲の峰」2
○季語(雲の峰・夏) 「あたらしきみちのはてなるくものみね」(引用同上)
【Profile】:1942年、愛知県出身。父は「鹿火屋」同人。2000年「松籟」入会。2015年5月「松籟」主宰継承。