俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五体俳句0197・髪010・たむらちせい01・2014-10-21(火)

2014-10-21 04:56:00 | 五体俳句

○五体俳句0197・010・たむらちせい01・2014-10-21(火)

○「指櫛に霧湿める髪●流人墓地」(「俳句界」201201)(たむらちせい01)(※●は文字空け)

○季語(霧・秋)「ゆびぐしにきりしめるかみるにんぼち」

【鑑賞】:五体の「髪」の10回記念でありますヽ(^o^)丿。折から訪れた流人の墓地。霧で湿った髪に指櫛を通します。ニヒルっぽさの漂う俳句です。

 

たむらちせい(たむらちせい)(1928~2019)

○好きな一句「掌の蛍猿丸峠にて放つ」02

○季語(蛍・夏)てのほたるさるまるとうげにてはなつ」

【Profile】:高知県土佐市出身。20代前半、→佐野まもるに、30代に入り→伊丹三樹彦に師事。「蝶」創刊主宰。青玄賞、現代俳句協会賞、高知県文化賞他受賞。

コメント