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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●色彩俳句0194・銀03・下村梅子01・2014-10-01(水)

2014-10-01 04:56:00 | 色彩俳句

色彩俳句0194・03・下村梅子01・2014-10-01(水)

○「照れば日かげれば銀芒かな」(『紅梅』1967)下村梅子01)

○季語(芒・三秋)「てればきんひかげればぎんすすきかな」

銀silver#c0c0c0

【鑑賞】:陽に透かされて金色に、陽が翳ると銀色の芒です。稲穂をはじめとするイネ科の植物に心動かされる季節です。金銀の句ですが「陽が翳った」方を取りました。

 

下村梅子(しもむらうめこ)(1912~2012)

○好きな一句「返り咲く花は盛りもなく散りぬ」02

○季語(返り花・初冬)

【Profile】:福岡県博多出身。1934年→下村非文&の任地の上海に渡る。1946年東京・南京・台湾を経て台中より引き揚げ、1950年「かつらぎ」の→阿波野青畝に師事。「かつらぎ」特別同人。


下村梅子掲載句
03山粧ひ水紫に流れけり(山粧ふ・三秋)〈色彩635・紫13〉2023/8/29

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