俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●色彩俳句0183・白036・緒方敬01・2014-07-16(水)

2014-07-16 04:56:00 | 色彩俳句

●色彩俳句0183・036・緒方敬01・2014-07-16(水)

 

○「白蚊帳は牢のすがた端坐しぬ」(緒方敬01)

季語(蚊帳・夏)

「牢」は「ひとや」。白い蚊帳はまるで牢獄にいるような心もち。外からも透く白い蚊帳。見苦しくなく、端然と白蚊帳の真ん中に正座して最期を待つ心境です。→色彩俳句索引

 

緒方敬(おがたけい)

代表句「今生はざんげよ妣へ蚊帳を吊る」02(※「(はは)」:亡き母)

季語(蚊帳・夏)

1927年、福岡県出身。→石田波郷、→石塚友二、→岸田稚魚、→岡井省二に師事。1992年、「菜甲」創刊主宰。→俳人一覧(

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