●次元俳句0182・裏(空間)06・岡本まち子01・2014-07-06(日)
○「裏山にこゑなき鷺や大夕焼」(岡本まち子01)
季語(夕焼・夏)
鳴かない鷺がいる裏山が全山の夕焼けをあびています。これまでの「裏」の「夏」の句。「→路地裏を夜汽車と思ふ金魚かな」(→攝津幸彦)、「→葉の裏へ螢の光まはりたる」(馬場龍吉)。
○岡本まち子(おかもとまちこ)
代表句「野を遠く雨けぶらへり半夏生」02
季語(半夏生)
1924年、高知県出身。和光市在住。→水原秋櫻子に師事。「馬酔木」同人。俳人協会会員。→俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)
フォロー中フォローするフォローする