俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●次元俳句0165・裏(空間)05・浪化01・2014-03-09(日)

2014-03-09 19:29:52 | 次元俳句

●次元俳句0165・裏(空間)05・浪化01・2014-03-09(日)

○「永き日や太鼓のうらの虻の音」(浪化01)

○季語(永き日・春)

【鑑賞】:作者は寺の住職ですから、この太鼓は仏具の太鼓でしょう。団扇太鼓なのか、ある程度厚みのある太鼓なのかは不明ですが、その太鼓の裏に虻の羽音がします。しかし、虻の姿は太鼓に遮られて見えません。

 

浪化(ろうか)(1672~1703)

○好きな一句「水鳥の胸に分けゆく桜かな」02

○季語(桜・春)

【Profile】:京都生まれ。越中(富山県)井波の瑞泉寺住職。→北村季吟の門にまなび、→向井去来の紹介で→松尾芭蕉に入門。越中俳壇の中心として蕉風をひろめた。(「デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説」より抜粋引用http://kotobank.jp/word/%E6%B5%AA%E5%8C%96


浪化掲載句
03めいげつや魚の働く水の音(めいげつ・三秋)〈特集551・いろは俳句4-10(め)〉2021/10/8

 

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