俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●次元俳句0165・裏(空間)05・浪化01・2014-03-09(日)
○「永き日や太鼓のうらの虻の音」(浪化01)
○季語(永き日・春)
【鑑賞】:作者は寺の住職ですから、この太鼓は仏具の太鼓でしょう。団扇太鼓なのか、ある程度厚みのある太鼓なのかは不明ですが、その太鼓の裏に虻の羽音がします。しかし、虻の姿は太鼓に遮られて見えません。
○浪化(ろうか)(1672~1703)
○好きな一句「水鳥の胸に分けゆく桜かな」02
○季語(桜・春)
【Profile】:京都生まれ。越中(富山県)井波の瑞泉寺住職。→北村季吟の門にまなび、→向井去来の紹介で→松尾芭蕉に入門。越中俳壇の中心として蕉風をひろめた。(「デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説」より抜粋引用http://kotobank.jp/word/%E6%B5%AA%E5%8C%96)
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浪化掲載句
03めいげつや魚の働く水の音(めいげつ・三秋)〈特集551・いろは俳句4-10(め)〉2021/10/8