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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●特集俳句0139・天体(星)08・兒玉南草・2013-08-16(金)

2013-08-16 00:03:54 | 特集俳句

●特集俳句0139・天体(星)08・兒玉南草・2013-08-16(金)

 

○「あるだけの山星いでぬ鉦叩」(兒玉南草01)

季語(鉦叩・秋)

山の上にはまばゆい星空が広がっています。存在するすべての星が天球に現れたかのようです。「星月夜」といえば秋。ここでは「かねたたき」との取り合わせとなっています。秋は星の美しい季節ですが、地上は猛暑真只中。

 

兒玉南草(こだまなんそう)(1922~2000)

代表句「魚と水同じつめたさ麦の秋」02

季語(麦の秋・夏)

大分県生まれ。→野見山朱鳥に師事。「菜殻火」の編集に関わる。1964年、「海音」創刊、69年、誌名を「地平」に改め主宰。72年、角川源義主宰「河」に参加、75年、「河」賞受賞。俳人協会評議員。

 

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