俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●方法俳句0138・音の物質化03・鈴木蚊都夫・2013-08-06(火)
○「夜は水の音たちあがる広島忌」(鈴木蚊都夫01)
季語(広島忌・夏)
68回目の広島原爆記念日を迎えました。大きな悲しみや憤りのなかでは夜の水の音でさえも物質となって起ち上がります。過去も、また現在も被爆国の日本なのです。
○鈴木蚊都夫(すずきかつお)(1927~1997)
代表句「根の国にたてがみあづけ茄子の馬」02
季語(茄子の馬・秋)
→河野南畦に師事。「あざみ」同人。1984年度第3回現代俳句評論賞受賞。