俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●次元俳句0139・傾斜01・小野蕪子・2013-08-11(日)
○「大蕗の葉を傾けて夕立かな」(小野蕪子01)
季語(蕗・夏)
蕗の葉を雨傘替わりとするのは、大柄な葉の秋田蕗が有名です。蕗の下に棲むというコロボックル伝説にも関係しているようです。もろもろのことから、小生はアイヌの末裔だと信じて疑いません。
○小野蕪子(おのぶし)(1888~1943)
代表句「耳たぶのあかき尼なり時雨傘」02
季語(時雨・冬)
福岡県遠賀郡生まれ。記者から日本放送協会文芸部長。→高浜虚子、→村上鬼城、→原石鼎らの指導を受け「鶏頭陣」(「虎杖」改題)を主宰。第二次世界大戦中は新興俳句・プロレタリア俳句運動などに対する俳句弾圧事件(京大俳句事件)に関わったとされる。