俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●次元俳句0139・傾斜01・小野蕪子・2013-08-11(日)

2013-08-11 10:07:27 | 次元俳句

●次元俳句0139・傾斜01・小野蕪子・2013-08-11(日)

 

○「大蕗の葉を傾けて夕立かな」(小野蕪子01)

季語(蕗・夏)

蕗の葉を雨傘替わりとするのは、大柄な葉の秋田蕗が有名です。蕗の下に棲むというコロボックル伝説にも関係しているようです。もろもろのことから、小生はアイヌの末裔だと信じて疑いません。

 

小野蕪子(おのぶし)(1888~1943)

代表句「耳たぶのあかき尼なり時雨傘」02

季語(時雨・冬)

福岡県遠賀郡生まれ。記者から日本放送協会文芸部長。→高浜虚子、→村上鬼城、→原石鼎らの指導を受け「鶏頭陣」(「虎杖」改題)を主宰。第二次世界大戦中は新興俳句・プロレタリア俳句運動などに対する俳句弾圧事件(京大俳句事件)に関わったとされる。

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