俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●技法俳句067比喩(直喩)=ごとく011・山口波津女・2011-12-23

2011-12-23 04:12:26 | 特集俳句

●技法俳句067比喩(直喩)=ごとく011・山口波津女・2011-12-23


○「愛情は泉のごとし毛糸編む」(山口波津女01)

季語(毛糸編む・冬)

直喩の代表格「ごとし」の第11弾です。セーターでも編んでいるのでしょうか。編み棒を動かすたびに、セーターの持ち主になろう人への愛情が泉のようにこんこんと湧いてきます。

 

山口波津女(やまざきはつじょ)(1906~1985)

代表句「香水の一滴づつにかくも減る」02

季語(香水・夏)

大阪生まれ。大阪府立清水谷高等女学校卒。「ホトトギス」同人である父を中心として、家族俳句会を催し、母弟妹とともに父の指導を受ける。1927年ころ→山口誓子の指導を受け、「ホトトギス」に投句。1928年誓子と結婚。1935年、誓子とともに「馬酔木」に拠り1938年「馬酔木」同人となる。1948年「天狼」発刊と同時に「天狼」同人。

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