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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●方法俳句021・負の発見01・青柳志解樹

2010-12-16 07:24:56 | 方法俳句

●方法俳句021・負の発見01・青柳志解樹


○「冬薔薇に開かぬ力ありしなり」(青柳志解樹01)

○季語(冬薔薇・冬)

【鑑賞】:蕾のなかに「開きたくない」力があります。このままただ咲きたくない、とでも言いたげに。プラスだけではなく、マイナスもときには美しいものです。「負の発見」という方法です。

 

青柳志解樹(おあやぎしげき)(1929~2021)

○好きな一句「泉飲む死火山麓にひざまづき」02

○季語(泉・夏)

【Profile】:長野県南佐久郡八千穂村生まれ。造園業にたずさわり植物研究に造詣が深い。「鹿火屋」(原コウ子主宰)同人を経て1979年、東京で「山暦」を創刊主宰。第8句集『松は松』で第32回俳人協会賞受賞。「植物文化の会」主宰。

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