俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○五体俳句21・身体1・時実新子01
○「雪の日の裸身美しかれと脱ぐ」(時実新子01)
○季語(雪・晩冬)
【鑑賞】:時実新子は川柳作家です。「平成七年一月十七日裂ける」03(→忌日祈念日)は阪神大震災を詠んだ作品です。
○時実新子(ときざねしんこ)(1929~2007)
○好きな一句:「かつて乳房は古墳の形して在りし」02
○季語(無季)
【Profile】:岡山県出身。25歳の時、新聞への投句から川柳を始める。1963年、初の句集「新子」を自費出版。1987年に出た句集「有夫恋(ゆうふれん)」はベストセラーとなり川柳句集が一般読者に迎えられる先駆けとなった。季刊個人誌「川柳展望」や「月刊川柳大学」を主宰する一方、「川柳新子座」など様々なメディアの柳壇も担当。現代川柳の魅力と深さを伝え、すそ野を大きく広げた。