春の生命力を毎日感じています。 若葉が随分伸びました。
サボテンも毎年忘れず、この時期に花を咲かせます。
春といえば 新人研修です。 先週、若い人たちと一緒に楽しく英語を勉強してきました。 ですが、学卒者や大学院を出た優秀な若者たちが、易しい英語に苦しむのは、 やはり日本の学校の英語教育がどこか違っていたのでしょうか? 特に話したり聴いたりが難しそうでした。
簡単な会話の聞き取り問題で気がついたことがあります。 ただいまお勉強中のphrasal verb の知識がないと、簡単な会話が聞き取れないということでした。
動詞の意味は知っていても、それと前置詞が一緒になって別の意味になっていると、 今聴いている場面とうまく合わなくて、結果、「何を言っているのか判らない。」ということになりました。 クラス全員が聞き取れないというときには、これが多かったようです。
例えば、典型的な会話、ホテルのフロントでのやりとりで:
Could you fill out this registration card, please ?
(宿泊カードにご記入いただけますか?)
の fill out が判りません。 fill は「満たす」と習ったが、 fill out って? という感じでした。
さらに、難しいのは、 phrazal verb は ときには離れて、中に目的語が入って使われることもあるということです。
Could you fill this card out? のように。
離しても、引っ付けてもOKですが、 this card を代名詞 it に置き換えるときは、必ず離して言います。
つまり、 Could you fill it out? と言います。
他の例です
He turned on the TV. → He turned it on.
(彼はテレビをつけた。 → 彼はそれをつけた。)
Please throw away this letter. → Please throw it away.
(この手紙を捨ててください。→ それを捨てて下さい。)
Please take off your shoes. → Please take them off.
(靴を脱いで下さい。→ それを脱いで下さい。)
I called up Mr. Yamada. → I called him up.
(山田さんに電話をした。→ 彼に電話をした。)
おや、窓の外に目をやると、春を告げる鳥さんも庭の梅の木にやって来てますよ。
Don't fly away! (飛んでいかないで!)
ではまた