本当は楽しい英文法(オックスフォード1人暮らし日記)

中世の建物と若い学生の街-オックスフォードでクラッシックギターと向きあう第二の人生
今度は英文法をご一緒に!

本当は楽しい英文法  前置詞 その4 Phrasal Verb (代名詞は真ん中に)

2017-03-13 12:02:18 | Weblog

春の生命力を毎日感じています。 若葉が随分伸びました。 

サボテンも毎年忘れず、この時期に花を咲かせます。

 


春といえば 新人研修です。 先週、若い人たちと一緒に楽しく英語を勉強してきました。 ですが、学卒者や大学院を出た優秀な若者たちが、易しい英語に苦しむのは、 やはり日本の学校の英語教育がどこか違っていたのでしょうか? 特に話したり聴いたりが難しそうでした。

簡単な会話の聞き取り問題で気がついたことがあります。  ただいまお勉強中のphrasal verb の知識がないと、簡単な会話が聞き取れないということでした。

動詞の意味は知っていても、それと前置詞が一緒になって別の意味になっていると、 今聴いている場面とうまく合わなくて、結果、「何を言っているのか判らない。」ということになりました。 クラス全員が聞き取れないというときには、これが多かったようです。

例えば、典型的な会話、ホテルのフロントでのやりとりで:

Could you fill out this registration card, please ?

(宿泊カードにご記入いただけますか?)

の fill out が判りません。 fill は「満たす」と習ったが、 fill out って? という感じでした。

さらに、難しいのは、 phrazal verb は ときには離れて、中に目的語が入って使われることもあるということです。

Could you fill this card out? のように。 

離しても、引っ付けてもOKですが、 this card を代名詞 it に置き換えるときは、必ず離して言います。

つまり、 Could you fill it out? と言います。

他の例です

He turned on the TV.  →  He turned it on.

(彼はテレビをつけた。 → 彼はそれをつけた。)

Please throw away this letter. → Please throw it away.

(この手紙を捨ててください。→ それを捨てて下さい。)

Please take off your shoes. →  Please take them off.

(靴を脱いで下さい。→ それを脱いで下さい。)

I called up Mr. Yamada.  →  I called him up.

(山田さんに電話をした。→ 彼に電話をした。)

おや、窓の外に目をやると、春を告げる鳥さんも庭の梅の木にやって来てますよ。

Don't fly away!  (飛んでいかないで!)


ではまた


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