海野宿のあといろいろあって・・・

しばらくお休みしてすみません。　北軽井沢から海野宿に行った後、　帰宅してから色々あったものですから。

　

１７世紀初頭（寛永）、街道の宿駅として開設された海野宿。　海野格子と呼ばれる美しい格子が見られる江戸時代の旅籠。　街の中には色々なお店や資料館、ガラス工房などあってとても楽しい落ち着いた観光地です。



ほぼ同じ時代、　１６世紀後半、　エリザベス一世が異母姉メアリー女王に追われて逃げ込んだ家がまだ残ると言うオックスフォード郊外のウッドストックの町並み（ケイトのおうちのある街です）。

古い町並みは洋の東西を問わず美しく、　ロマンがあります。

海野宿を楽しんですぐ軽井沢を離れました。

　　
　　　　　　
　　ゆりちゃん移動中。　　　　　　　　　　八ッ場ダム　使うあて（意味）がないコンクリートの橋がむなしく完成していました。

一路東京へ。　連休明けに私が大学で講演とデモ授業をすることになっていたからです。　いつも授業で行っていることをまとめて話すだけですが、　初めてなので緊張しました。　　でも、　講演と授業の後、　生徒さんと一緒に聞いて下さった学部の教授からこんな素敵なメールを頂きました。　嬉しいので一部を・・・

≪閑話休題、
（A+B)の二乗を展開すると、＝aの二乗＋bの二乗＋２abとなる因数分解はだれでも解けます。
私も中学校で覚えさせられて、試験で解答はしてはいたものの、それがいったい何なのかは全く知りませんでした。４０歳になった頃、出張中のロンドンの書店で子供用算数テキストを見ていましたら面積を用いてこの因数分解の問題を見事に図解していました。
先日ＸＸ先生の授業を受けていながら英国の算数テキストに感動したことを思い出しました。

説得はされても、納得できる授業ができる先生は滅多においでになりません。
ＸＸ先生はそのような稀有な存在です。≫…チト褒めすぎ

講演が終わってホッとしていた日曜日、　お隣のポーランド人の奥さんからただならぬ声で電話が。

「アシャ（３歳の御嬢さん）が頭をぶつけてすごい出血してます。　病院に連れて行って下さい」　あちこち調べて、近くの病院が日曜も受け付けていることが判り、　主人の車で。　幸い大したことがなく、　お隣との友情が深まる結果になりました。

その後は平和。　色々イギリスを思い出すことがありました。

口蹄疫のニュースには、　２００１年イギリスで大騒ぎだった頃のことを思い出したり。　あちらは羊もたくさん犠牲になりました。　ただ、農家の悲劇などをことさらセンチメンタルに報道することは決してありませんでしたね。

マイケルジャクソンの死からもう一年になるのですね。　去年、　あの寒いフラットの部屋でおどろきのニュースに接した日を思い出します。　もうすぐイギリス公演と言うときだったので、　イギリスの驚きと、騒ぎようは大変でした。　　

サッカーのテストマッチはイングランド戦。　ルーニーやジェラードと言った聞きなれた名前が耳になつかしい。　イギリスではまた、　赤ちゃんにまでユニフォーム着せて、　車にイングランドの旗を立てて応援しているのでしょうね。




なんて懐かしんでいるうちに、もう５月は終わりですって。　海野宿のガラス工房で買ったサルと羊です。　前にあるギターとヴァイオリンはスワロフスキ―です。　楽器が示すようにに、　私がさる年、　主人が羊なんですよ。

雪の浅間山が・・・

ＺＺzzz…

今年の連休はママのお仕事がぎりぎりまであって、　渋滞覚悟の２９日出発だって。　しっかり寝ておきましょう。


連休初日、北軽井沢に向けて出発。
あれっ　関越も全く渋滞なし。　秋に通った時は大騒ぎだった八ツ場ダムもひっそりしていて、話題のコンクリートの塊の橋は出来あがっていました。　その後どうなったのでしょう？　全く日本人って冷めやすいのね～。



お久しぶりの浅間山はまだ雪で真っ白。　ここの冬を知らないママたちは大感激です。　おうちにも雪が残っていました。　去年植えたゆりの花は雪の下です。


　
ママはお花達が心配でイギリスで買った持ち運べるプランターに詰めて鉢植えを持ってきました。　これで東京に雨が降らなくても安心。　家の中のシクラメンの鉢植えなども一緒に来ました。　　久しぶりのお庭、草のにおいに思わず、すりすり頬ずりしちゃいます。　空気は冷たいけどおいしい。


最初の夜は寒くて暖房つけて寝るくらいだったのに、　翌日からは晴れて気温もぐんぐん上がりました。　パパはお友達とゴルフへ。　はママとゆったりとお散歩です。　桜がきれい



浅間山の雪もだいぶ解け始めました。　お客様が「海野宿」に行ってこられてとっても良かったって。　明日はママたちも行ってみるそうですよ。　報告をどうぞお楽しみに