本当は楽しい英文法(オックスフォード1人暮らし日記)

中世の建物と若い学生の街-オックスフォードでクラッシックギターと向きあう第二の人生
今度は英文法をご一緒に!

本当は楽しい英文法 微妙な違い each と every

2017-08-20 16:06:54 | Weblog

ここ北軽井沢から車で2時間ちょっとの安曇野の花火大会に家族で行ってきました。

イギリスではGuy Fawkes (ガイフォークス)のお祭りに花火が打ち上げられます。なんでも、17世紀初頭に王権転覆を狙った事件の首謀者ガイ・フォークスにちなんだお祭りだそうですが、あちこちで花火がポンポン打ち上がるけれど、人が集まったりということはありませんでした。 

日本の花火大会には初めて行きましたが、その美しさに感動し、人の多さにびっくりしました。  

 

 

Each firework was different.  We enjoyed each moment.

(花火はそれぞれ異なっていて、私たちは一瞬一瞬を楽しみました。)

Every firework was beautiful.  Each one was a different colour.

(全ての花火は綺麗でした。 それぞれ違った色をしていました。)

each と every  は 単数扱いです。 でも「一つ」を表している訳ではありません。

表す数の大きさは:  each<everyで、each の方が少ない数を考えています。

each が「それぞれ」を考え、every は「全体」を考えています。

カードゲームでそれぞれのプレーヤーが4枚づつカードを持っていれば:

Each player has four cards.

学校の図書館の本は全部読んだというときは:

I have read every book in the school library.

複数のプレーヤーや複数の本のことを言っていますが、 each/every の後のplayerもbook も単数です。

ついでに、everyone と続けると人を、every one と離すと人や物を表すことも気をつけておきましょう。

Everyone enjoyed the fireworks.  (みんなが花火を楽しみました。)

We liked every one.  (私たちは全てが好きになりました。)

その他に、each の使い方で多いのが、それぞれいくらという言い方です。

The seats cost ¥3000 each.  ( 席料は1席につき3000円でした。)

These apples cost ¥200 each. (このリンゴは一つ200円です。)

ではまた。