本当は楽しい英文法(オックスフォード1人暮らし日記)

中世の建物と若い学生の街-オックスフォードでクラッシックギターと向きあう第二の人生
今度は英文法をご一緒に!

本当は楽しい英文法 Assama か Asama ? (発音編)

2019-09-27 10:21:06 | Weblog

 

嬬恋村役場から浅間山の噴火に関する防災マップなどが送られてきました。 今年の夏に小さな噴火があったためのようです。 さて

浅間(あさま)を日本語読みのように読んでもらおうとすると、Assama と書いた方が「安全」です。 もともとラテン系の言葉では、 母音に挟まれた [S] は [Z] と濁って読まれる癖があるからです。 

英語で言えば:easy (s は a とy (i) に挟まれている)→濁って[Z ]「ズ」と発音されます。 日本人とかの意味の、Japanese ジャパニーもそうですね。

濁らないようにするには、sを重ねてss とするのがやはりラテン系の言葉のルールです。

英語で言えば: asset (財産) assemble (集合する)essay (随筆、エッセイ)essence (本質、エッセンス) など、ss と重ねて、濁らず[s] 「ス」と発音されます。

そこで、あまり英語で見慣れない言葉を見るとこの(ラテン語の)癖が出やすいのです。

Asama と書くと、「アマ」と発音される可能性があります。 そこで、Assama と書いて、彼らの潜在的ルールに従って「アマ」と読んでいただくと言う寸法です。

他には、[o] で終わる言葉は男性、 [a] で終わるのは女性という「ラテン語からの潜在的意識」があります。 Mario マリは男、 Maria マリは女といった風です。

ある時、「TA NA KA!」と呼ばれてびっくりしたことがありました。 Aで終わっているので、タナカ(TANAKA)が名前 、O で終わっているので、アキコ(A KI KO)が苗字だと思ったとすぐ分かりましたが、(私が女なのでファーストネームはAで終わるはず、という潜在的意識)ドキッとしました。 Betty! とファーストネームで呼ぶことはあっても、 Smith!と苗字にMr. とかMs. とかの敬称をつけずに呼ぶことってあまりないですからね。

意識してみましょう!


本当は楽しい英文法 high と tall

2019-09-24 11:17:49 | Weblog

北軽井沢から嬬恋村を通り草津に抜ける、いつも通る道を走っていて、今回面白いことを発見。 延々と広がるキャベツ畑が、「ここから草津町」の標識を抜けると全く見えなくなり、トウモロコシなどの畑に変わること。 ガラリと変わるのです! つまり、帰りは、「ここから嬬恋村」の標識を抜けたと思ったら一面のキャベツ畑に景色が変わります。 遠くには浅間山が見えます。 嬬恋村はキャベツ、草津は温泉とはっきり区別されています。

空を遮る電柱がなくて、ここは私が好きな景色です。 

電柱といえば、今年の台風は千葉で多くの電柱をなぎ倒し、今も人々を苦しめているようです。 欧米のように電柱の地中化が進めばいいのにとずっと思ってきましたが・・・。

さて、英語では、電柱のように細くて高いものはtallと言います。 幅があって高いものはhighを使います。

There are some beautiful tall trees at the end of Tsumagoi Village.

(嬬恋村の村境に何本かの美しい木があります。)

Mt. Assama is the highest mountain around here.

(浅間山はこの辺で一番高い山です。)

 計量を示すとき: 人間の背丈はtall、物の高さはhigh が多い。

How tall are you?  I'm five feet tall./That tree is about 5 meters high.)

(背の高さは? 5フィートです。/あの木は大体5mの高さがあります。)

highly と tally

副詞にしてhighlyとなると抽象的な意味で使われます。

highly educated (高い教育を受けた) highly praised (高く評価される)

I didn't enjoy the film but it has been highly praised by the critics.

(私はその映画は面白いとは思わなかったが、批評家は高く評価している。)


* tally はtallに似て非なるもの、発音も違います。

tally with は 〜と合致する、つじつまが合うと言う意味です。

Her complaints tally with the comments we have received from other people.

(彼女からの苦情は我々が他の人々から受けたものと合致している。)

注:(ここでは動詞ですが、tally とは昔、借用証書として使われた「割符」のことだそうです。 木板に借金の額などを書いて縦半分に割って、貸借関係者がそれぞれ所持したもの。→ 転じて合致すると言う意味になった。

 


本当は楽しい英文法 fit とsuit ・・・ 似合うは?

2019-09-15 23:01:35 | Weblog

暑さを覚悟で山を降りてきたら、関東は台風の後に秋の空気に変わったとかで涼しい! お山の気温とさほど変わりません。 ラッキー!

別荘滞在の最後の日に、長野に一泊して善光寺にお礼参りをしました。 出版が実現しますようにと願をかけた白いダルマさんに、もう片方の目を入れて両目にして出版の報告とお礼をしてお返しし、また新たに黄色いダルマさんを頂きました。 たくさんの方に読んでもらえますように!というのが新しいお願いです。

帰宅して、ジムに行く前に同じビルの本屋に立ち寄ったら、私の本が平積みになっていました! Thank you!

 

久しぶりのジムでちょっと変わった西洋人の会員さんをお見かけしました。 和服の生地で作ったシャツと半ズボンを着ていらして、よく似合っておられます。 ジムの会員になるとは、かなり日本に住み慣れた方でしょうね。

思わず「よくお似合いですね。」と声をかけたくなりました。

こういう時の表現には、suit を使います。 

That color suits you very well. みたいに。(その色とてもよくお似合いですね。)

同じ「合う」でも、「サイズが合う」というときは、fit を使います。

This hat doesn't fit me.  Do you have a smaller size?

(この帽子、サイズが合いませんわ。 もう少し小さいサイズのものあります?)


お山の生活で、お客様も多いし、<イイワケ、イイワケ、言い訳>2kgも太ってしまいました!

これからジムでガンバロウ