パワースポットというのは和製英語だと思いますが、 それが随所にあるという榛名神社と、ただ今話題の真田城址/上田城にお客人と一緒に行ってきました。 真田氏の上田城は、いまNHKの大河ドラマの舞台ということで大勢の人を迎えています。
パワースポットの写真をスマホでたくさん撮ったのにうまくupできません。 何かのパワーが邪魔しているのかしら? 逆さになったり横になったり。
(横になっているのがNo.1パワースポット)
不可解なパワースポットですが、 それと同じくらい英語の文法で我々にとって不可解なのが今日のテーマの「冠詞」です。
イギリスで英国人の英語教師から勧められた英文法の本の冠詞の項の初めに書いてあるのが、「あなたの母国語が西洋語(フランス語、ドイツ語、イタリア語、オランダ語、スェーデン語、ギリシャ語… )の人はこの項は読まなくても良い、あなたの国語と同じです。」です。
その次に我々、母国語が西洋語ではない人々に向けてこう書かれています。
「冠詞は英文法の中でも、最もむつかしもののひとつです。 でもご安心ください。 文章から全ての冠詞を消し去っても、意味は通じますから。」
というわけで、私も冠詞を全てマスターしようとは思わず、 「これだけは」というところを押さえて学習したいと思います。
英語の冠詞には
1. a/an という単数に使われる不定冠詞、 (その複数にはsome/any)
2. the という定冠詞、 そして
3. 無冠詞があります。
言葉ですから、 伝える側と受け取る側がありますね。 話し手と聞き手、書き言葉なら、 著者と読者です。
この二者の間で、初めて出てきたこと(名詞)には、 不定冠詞を付け、次には「さっきのアレ」という感じに特定されるので定冠詞がつきます。 つまり…
We visited a shrine and an old castle.
(私たちは、神社と古いお城を訪ねました。)ー 初めて出てきた。
The shrine was very quiet and the old castle was full of people.
神社はとても静かでした、一方、古城は人で溢れていました。ー さっき言った。
日本語は冠詞がないので、どちらも 神社/古いお城、で変わりありませんが、 英語はa とtheを使い分けます。 初めて出てきたら a で次からthe といいましたが…、そうとも限りません。
受け取る方がそれだとわかれば良いのですから、 村に一つしかない駅なら初めから :
the station と言います。
なので、東京なら羽田か成田なので 初めから、the airport になりますし、 普通、家には台所は一つなので、the kitchen、床もそれとわかるから普通は the floor、玄関も一つが普通なので、the front doorですね。
お部屋に窓が一つなら、それしかないので、 初めから、Open the window, please.
大きなお部屋で窓がいくつもあるけど、 暑いからどれか一つ開けてという時は:
Open a window, please.
最上級というのは「一番」なのですからそれで特定されるからtheがつくと考えてもいいですね。
Please open the window nearest the door.
(ドアに一番近い窓を開けてください。)
the most expensive restaurant in town (街で一番高いレストラン)
the nearest post office (一番近い郵便局)
また行きつけのというのも決まっているので, かかりつけのと言いたければtheをつけて:
the doctor/ the dentist/the hospital
いつも行くという意味では:
the bank/the post office
と言います。
もちろん、 「この別荘地のどこかに銀行ってあります?」
なんていう時は: Is there a bank near here?
あるかないかも、まだ、わからないから特定できないからです。
ではまた続きは次に!