切られお富!

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キューバの通貨と両替の話。

2008-10-09 04:57:48 | センチメンタルな旅(キューバ紀行)
いままではヨーロッパ旅行ばかりだったので、両替の苦労というものを味わったことがなかったのですが、今回はちょっと、いろいろありまたね~。というわけで、お金の話をちょっとだけ・・・。

普段ヨーロッパに行く場合、わたしは成田の自動両替機で当座のお金だけユーロに変えて、あとはカード払いを基本ということにしていました。

で、今回。

まず、前提として、キューバの通貨の話。

キューバの通貨はペソですが、観光客の使うペソと現地人が使うペソが違うんですよね~。つまり、一種の二重経済というわけで、同じものを買うのでも、現地人と観光客では値段が違うってことになるわけですよ。

現地人が使うのは「CUP」で、観光客が使うのは「CUC」。

で、<1CUC=25CUP>というレートになっているために、最初から<観光客は現地人よりお金持ち>という図式が、システム的に出来上がっているってことなんですよね~。(このことが、後で触れるキューバ人との付き合いで重要になってくるのですが・・・。)

さて、事前に宿泊先の予約サイトから、「アメリカドルが経済制裁の影響で両替できなくなるらしい。」との情報をもらったため、わたしはカナダドルを用意することにしました。

実際、わたしの場合、経由地がカナダのトロントでしたから、カナダドルにする利点はあったわけですが、そうでなくても、キューバではアメリカドルはカナダドルやユーロより両替の手数料が多くかかる仕組みになっているんですよね~。(国際社会って、いろいろあるよなあ~。)

また、現地では日本円が両替できるところは多くないので、現金を持ち込むならカナダドルかユーロが今後もいいと思います。

が、しかし、ひとつ問題があるのです。それは、空港の両替所(現地ではCADECA「カデカ」という。)が滅茶苦茶ボルってこと。

後で知ったのですが、キューバのホセマルティ空港の両替所は滅茶苦茶評判が悪い!わたしも「エ~」という感じになったし、空港の入国審査の緊張の後に厳しい両替交渉はさすがに精神的に結構ヘビー。

しかも、空港から市内までの足はタクシーしかないので、当座の現金は絶対必要。

というわけで、わたしのアドバイスとしては、

①外貨を持っていくならカナダドルかユーロ
②両替はカデカか銀行で行う。
(実はもぐりの両替商がいたりする。)
③両替交渉が苦手な人はATMを使う。CUCが自動的に出てきます。
(実は空港の二階にあるんだよね、これが。)
④両替交渉するなら、いっぺんに多額の両替はしない。
(誤魔化されても被害が少なくて済む。)

といったところかな、因みにハバナ市内ではホテル「アンボス・ムンボス」の近くのカデカのATMをわたしは愛用していました。なにしろ、ここは夜も遅い時間まで使えたんでね~。それに人通りが多いから、安心感がある。

まあ、とりあえずお金の話はこんなところで・・・。

PS:画像は、ホテル「アンボス・ムンボス」の近くのカデカ。見た感じもカッコイイでしょ、ココ!
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