いっしょに食べよう

60代おばさん、京都で夫とお気楽暮らしをしています。

うたごえ

2023年06月12日 | 京都お気楽暮らし


   この3年の間で多くの人が色んなものを失ったと思う。
   それは徐々に元にもどりつつあるけれど高齢者はなかなか厳しいね。
   実家のマンマは地区の「うたごえ」サークルによく出かけていました。
   それは唯一の楽しみだったのにね。
   近くだけれど引っ越しして今までの近所の人たちにも会えなくなって
   もしかしたらそういうことも認知症の要因になったかも知れない。

   なんか楽しいこと無いのか?
   両親が住んでいるマンション近くにはコミュニティセンターがあるけれどどうやろ。
   ネットで検索したら行事があるやん、そのなかに

     「大正琴でうたごえ」 !!!!これや!これはいいんちゃうん。

   参加費用は300円、両親の承諾も得ずにすぐに電話しました。
   まだ参加人数には空き有り、勝手に二人分予約した。

   電話でおじぃに聞いてみると「行く」

   !!!うちの父は人付き合いがへた、人の好き嫌い大、
   それが簡単に行くってよ。
   
   うたごえ、昨日日曜日でした。
   どうやったんやろ、、、心配や。

   夕方電話「りぃこ、楽しかったよ、ありがとうね」

   色々な歌を大正琴で演奏してくれるんだけれど「ふるさと」「うさぎ追いしかのやま・・・」ってあれ
   「懐かしい田舎を思い出して涙が出てね、本当に楽しかった」

   62歳の娘は携帯を握って涙です。
   人と会う歌を歌うは日常とちょっと違う、良い刺激です。
   すぐにまたホームページを見ると7月も歌声広場「あの唄、この唄、みんなで一緒に歌いましょう。」
   ええやん!これはハガキで応募、妹が今日往復ハガキを買ってくれているはず。

   ああこれは長崎お墓参りの成果なの?
   明日は実家へ手伝いに行くの、話聞かせてね。

     

   いつもと違ってひとりご飯もすすみました。