日本人が知らない日本の英語教育の秘密
TOEIC試験の出題形式に「写真描写問題」というものがあり、その写真に登場している人のことについての説明に答えるといったものです。
1. What is he doing? (彼は,何をしていますか?) ※現在進行形
(1) Looking for his mobile phone. 携帯電話を探している
(2) Waiting for a taxi. タクシーを待っている
(3) playing with a dog 犬と遊んでいる
(4) washing the dishes 皿を洗っている
FUNCTION IN ENGLISHとは、「英語における関数関係」のことです。
つまりファンクションフレーズと補語・動詞フレーズとの相関関係で英語は成り立っているという考え方です。
さて、上にあげた出題例は、動詞のing形ではじまるフレーズが「ひとかたまりのもの」として単独で意味が成立するという英語発想を表しています。例えば、(1)から(4)のフレーズを上げ調子で表現してください。Is heというファンクションフレーズがなくてもその意味がわかります。あるいはI amであれば、「(自分が)携帯電話を探している」などの表現へと変わります。
つまり(1)から(4)までの表現というものは、「意味ある単位」として表現を身につけ、蓄積していくことになります。これが日本以外での英語学習の標準です。だから2,3年もすれば英語が話せるようになります。
ところが、教育文法ではどうでしょうか。進行形とは「be動詞+現在分詞」と教えています。つまりHe is looking for his mobile phone.と動詞lookのis lookingへの変化として教えているのです。is waiting, is playing, is washingなどと覚えてその意味が蓄積しますか。
これら(1)から(4)にはHe isが省略されています、といった英語の先生の声がむなしく聞こえます。その説明、おかしくないですか。どうしてis lookingが分離するのでしょうか。
ファンクションメソッドによる電子書籍、教材はすべてこのFUNCTION IN ENGLISHの発想を取り入れています
ファンクションメソッド大好評ブログ ぜひ訪れてください。
あなたの英語感が変わります。
あることを英語でどう表現したらいいのか、あるいはそのために英語はどのようなしくみとなっているかについてついて述べています。つまり学校で学んだことがない「英語表現の枠組み」について。
英語ってこんなシンプルなしくみをしているから「日本人以外は英語が簡単に話せる」ということです。
ブログ 書いて聞いて覚える中学英語学習英語脳の構築について 五文型理論では英語が話せない!
赤色に表記したフレーズを何度も繰り返して読みその意味を思い浮かべてください。言葉というものは、「意味ある単位」、つまりフレーズで意味が定着、蓄積するものです。
その後に「自由に英語を話すための最短学習プログラム」に進んでください。これが学校では教えてもらわなかった「英語のしくみ」を身につけるための英語脳構築トレーニングです。
[当ブログは【日常英会話必須基本16動詞HTML版】を購入された方をサポートします]
【対照学習】ができるのが特色です。
これは英語の語彙を有機的にとらえることが可能です。具体的な指示は当ブログ内で行います。
「HTML版動詞フレーズ感覚別表現」
[今日の学習]
take の動詞フレーズ
takeの動詞フレーズのパターンは以下の通りです。学習はこの順に進んでいきます。当教材ではこのtakeの動詞フレーズだけで,合計82の文例が所収されています。
一部サンプルを公開しています。ぜひご覧ください。ただし、教材の一部を切り取っているので画面が広がります。
【takeの動詞フレーズのパターン】「日常会話必須基本16動詞編HTML版」より
【解説】
[VOO感覚] take+目的語(名詞)+目的語(名詞)
【POINT】
この動詞フレーズのパターンは、take+名詞+名詞の形でひとまとまりの意味ある単位を作り上げています。この2つの名詞はいずれも目的語です。
一般的に言えば、take someone somethingのパターンとなる。
いずれにしてもtakeは「対象へのとっかかり」を表します。「とっかかった」からには、それを誰かに届けるというのがこのパターンでの表現です。
Take this note.
この書類を届けてください(持っていってください)
↓
Take him this note.
彼のところにこの書類を届けてください
このパターンでもっともよく登場する表現に「~するのに何時間かかる」といったものがあります。
● It take +O+ (時間など) +to+原形動詞フレーズ
「車でここから東京へ行くのに私は5時間かかった」
take me five hours
It took me five hours to drive from here to Tokyo.
「彼は新車を買うお金を貯めるのに2年かからなかった」
「あなたはその問題を解決するのに3日かからないでしょう」
その他当教材所収の文例には以下のようなものがあります。
それを終えるのに私は2日かからないでしょう
私が考えていたよりも時間がかかった
あなたは東京の生活に慣れるまでにどのくらいかかりましたか?
【瞬間英作トレーニング】
(1) 彼のところにこの書類を届けてください
take him this note
(2) あなたに花を取ってあげましょう
● Let me +原形動詞フレーズ 「私が~しましょう」
take you some flowers
(3) 彼らのところにこれらのビールを持っていきましょう
take them these beers
(4) この仕事ではずいぶん骨が折れました
* take all one's time「時間をとる、骨が折れる」
take me all my time
略
【解答】
(1) Take him this note.
(2) Let me take you some flowers.
(3) Let me take them these beers.
(4) This work has taken me all my time.
以上の記事は「サクサク瞬間英作トレーニング16動詞編 PDF版」から引用しています
PDF版より抜粋
HTML版サンプル
HTML版動詞フレーズ感覚別表現サンプル
「日常会話必須基本16動詞編HTML版」に含まれています。
自由に英語を話すための最短学習プログラム 一般動詞フレーズの文の生産
take us some beers | taking us some beers | taken us some beers |
① 現在形動詞フレーズ | ② 過去形動詞フレーズ | |
take(s) us some beers | took us some beers | |
③ 原形動詞フレーズ | ④ ing形動詞フレーズ | ⑤ ed形動詞フレーズ |
一般動詞5段活用 | V感覚(動詞) | 私たちにピールを持ってくる |
※実際のプログラムを省略しています。ご了承ください。
[1] 現在形動詞フレーズ (現在の事実・習慣を表す)
She takes us some beers.
彼女が、私たちにピールを持ってきてくれます
[2] 過去形動詞フレーズ (過去の一時点の行為)
She took us some beers.
彼女が、私たちにピールを持ってきてくれました
[3] 原形動詞フレーズ (頭に思い浮かべたひとまとまりの行為)
Will you take us some beers?
あなた、私たちにピールを持ってきてくれませんか?
She will take us some beers.
彼女が、私たちにピールを持ってきてくれるでしょう
She may take us some beers.
彼女が、私たちにピールを持ってきてくれるかもしれません
She seems to take us some beers.
彼女が、私たちにピールを持ってきてくれるようです
[4] ing形動詞フレーズ (頭に思い思い浮かべた継続的な行為)
She is taking us some beers.
彼女が、今私たちにピールを持ってこようとしています
[5] ed形動詞フレーズ (頭に思い浮かべた過去の行為)
She has just taken us some beers.
彼女が、ちょうど私たちにピールを持ってきてくれたところです
She might have taken us some beers.
彼女が、今考えてみると私たちにピールを持ってきてくれたかもしれません
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