(英語)【どうしてBasic Englishなのか? その傾向と対策】7/22

2017-03-17 16:11:49 | どうして英語が自由に話せないのか?



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getの動詞フレーズでこれだけ話せる

【解説】
■getの基本粋な意味は「到達する」

getはあらゆる種類の語と結びつくことができる、親和力の強い動詞だ。このことは「getを使いこなせるようになれば、英語力は完璧だ」とか「getを究めた
ら英語の神髄がつかめる」とか「getですべてのことが話せる」といった本が売られているなどからもわかるだろう。

■ getの本質的な意味
getの基本的な意味は、あとに続く語との相関関係によるので一口に説明するのは難しいが、とりあえず、「(Xが)自分のものになる」としておくのが妥当だと思う。
生活の中で「手に入れたい」ものはたくさんある。そんなときに用いられるのがgetで、ある意味で人間の「欲求、所有欲の充足」を満たすのがこの動詞ということになる。

■ 他の動詞との意味の違い
(1) getとtakeの意味の違い

getもtakeもいずれも「取る」と覚えていたら大きな間違いを起こす。まずtakeだが、この「取る」は「選択の自由があって、いくつかの中から一つを選び取る」という感じの行為だ。
次 にあげた例の(a)のtakeの動詞フレーズはいずれもこの感じの行為だ。例えば、take a taxiでは列車(a train)やバス(a bus)などではなく、taxiを選んで「乗る」という表現となる。またtake thisは買い物などで「これいただきます」というI'll takethis.のように使うが、これもあれ(that)、それ(it)よりも選択してthisを選ぶということだ。

一方、getは選択の意思があるなしに関係なく、「自分のものになる」「帰着する」という感じで、行為の終結とか結果の部分でとらえた言い方をする際の動詞だ。

 (a) I will take a taxi.
   私は(バスではなく)タクシーに乗ります
 (b) I will get a taxi.
   私は(なんとかして)タクシーに乗ります

 (a) I took this.
   私はこれを買った/選んだ
 (b) I got this.
  私は(なんとかして)これを手に入た、買った

 (a) She took a window seat.
   彼女は窓側の席に座った、窓側の席を選んだ
 (b) She got a window seat.
   彼女は窓側の席に座ることができた

以上、ある物を自分の所有する行為にもプロセスがあり、そのプロセスの発端の部分がtakeで、終結がgetと考えていただきたい。上のget a taxiでは、「やっとのことでタクシーに乗れた」ということだ。

(2) get とgiveの意味の違い
次の文は「ミルクをネコにやる」「ミルクを牛から取る」とまったく対照的な意味となる。getが「自分のものにする」「獲得する」という意味とは逆に、giveは「与える」「やる」ということだ。

 (a) give milk to the cat
   ネコにミルクをやる
 (b) get milk from the cow
   牛からミルクを手に入れる

(3) getとhaveの意味の違い
have a coldは「風邪をひいている」といった付帯状況を表すのに反して、getは「風邪をひく」とその状態への移行を表す。

 (a) have (a) cold
 (b) get (a) cold

(4) getとbeの意味の違い
beは「存在」を表し、形容詞(語)で状態を表す。つまり「そんな状態の存在だ」ということになり、be coldは「寒い」ということだ。
一方、getは同じように形容詞(語)で状態を表すが、そういう状態に「なる」と変化・移行を表すことになり、getを使うとそれだけ「動的な」表現ができるというわけだ。

 (a) The soup is cold.
   スープは冷めてしまっている
 (b) The soup is getting cold.
   スープは冷める、冷めつつある

 (a) It is cold.
   寒い
 (b) It gets cold.
   寒くなる

以下のフレーズでは(1)の(a)が進行形、(2)の(b)が受身形だ。私は先に登場した形容詞と区別して、movingやmarriedなど動詞を変化させたものを形容語と名づけているが、ファンクションメソッドではまったく同じしくみをもったものととらえている。
この場合、beが単なる「存在」を表す一方、beの代わりにgetを使うとそれだけ「~になる」と変化・移行を表すことになる。

 (1) (a) be moving
     動いている
   (b) get moving
     動き始める
 (2) (a) be married
     結婚している
   (b) get married
     結婚する

ただここでの「~なる」という表現でbecomeを使う人がいるが、これは少し文語的な表現となりる。特に会話ではbecomeよりもgetを使う方が英語が堅い感じにならなくていい。
ただし、getはたいていの形容詞と結びつくが、trueという形容詞はget trueとはならないことに注意してください。

  become true  「事実になる」「本当になる」
  come true    「事実になる」「本当になる」
-----------------------------
get の動詞フレーズのパターン
 (1) V感覚
 (2) V+O感覚
 (3) V+C感覚
 (4) V+O+O感覚
 (5) V+O+C感覚

V→O感覚

 (1) get+名詞 (目的語)
   I got your letter.
   私はあなたの手紙を受け取りました

V→O→O感覚
 (2) get+名詞(目的語)+名詞 (目的語)
   Will you please get me the salt?
   塩をとっていただませんか?

V←C感覚
【一般動詞フレーズ5段活用】
 get well 「元気になる」
=============================
(1) get(s) well  現在形動詞フレーズ 
※現在形の肯定形だけで使われる。
(2) got well  過去形動詞フレーズ
※過去形の肯定形だけで使われる。 
(3) get well  原形動詞フレーズ
※命令形,助動詞、to不定詞で使われる。
(4) getting well  ing形動詞フレーズ
※進行形や動名詞で使われる。
(5) got well  ed形動詞フレーズ 
※完了形で使われる。 
=============================

 (3) get+形容詞(補語)
   The days are getting shorter.
   日が短くなってきました
 ※ The days are shorter. VC感覚 形容詞
    
 (4) get+to+原形動詞フレーズ
   You will soon get to like it.
   あなたはじきそれが好きになるでしょう
 ※ be to like it→ get to like it. VC感覚 to+不定詞

 (5) get+~ing形動詞フレーズ
   Now, get moving!
   さあ、腰を上げてよ。動き始めなさい!
 ※ be moving → get moving. VC感覚 進行形

 (6) get+~ed形動詞フレーズ
   You have to get dressed.
   あなた、服を着なくっちゃ
 ※ be dressed → get dressed.VC感覚 受身形 
   
V→O←C感覚
 (7) get+名詞(目的語)+形容詞(補語)
   They are getting the room ready for the meeting.
   彼らは会場の準備をしています
 ※ The room (is) ready for the meeting VC感覚 Cが形容詞

 (8) get+名詞+to+ 原形動詞フレーズ
   The father got his two sons to come to him.
   父親は二人の息子を自分のもとに呼んだ
 ※ His two sons (are) to come to him VC感覚 be+to不定詞

 (9) get+名詞+~ing形動詞フレーズ
   Can you get the clock going again?
   時計をまた動くようにすることができますか?
 ※ The clock (is) going again VC感覚 進行形

 (10) get+名詞+~ed形動詞フレーズ
   I've got to get my hair cut.
   散髪しなくっちゃいけない
 ※ My hair (is) cut VC感覚 受身形

Two-Word Verbs  
  VOC感覚
 (11) The rumor will get about quickly.
   その噂はすぐに広まるだろう
   The rumor wil get itself about quickly.

 (a) I get up.
   I get myself up.
   Get me up.
   Wake me up.

 (a) I get out.
   I get myself out.
   Get the cat out.
   Take the cat out.
   Let the cat out.
   Put the cat out.
   Keep the cat out.

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(英語)【どうしてBasic Englishなのか? その傾向と対策】6/22

2017-03-16 15:11:07 | どうして英語が自由に話せないのか?


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「たった16の動詞で自由に英語が話せる、そのワケ」

 「よく働く動詞」に秘密が隠されている!

イギリスの言語学者、C. K. Ogden (1889-1957)は、たった850語が20,000語に相当する働きをするとし、Basic Englishというものを提唱した。この内動詞だけに注目すれば、動詞はたった16だ。

動詞comeでこれだけ話せる

【解説】
■comeの基本粋な意味は「出現する」

comeはgoの反意語で、向こうにあるものが、こちらへ動いてくること。この語の意味をこのように広く理解しておくと、私たちの周囲には、この語で言い表すことのできる事実がずいぶん多いことに気がつく。
例えば、次の例を見てください。

  They came into the house.
  彼らは家に入ってきた
  A foolish idea came into my mind.
  馬鹿な考えが私の心に浮かびました

A foolish idea came into my mind.は、比喩(ひゆ)的な表現だ。
このような比喩的転用として、「認識の対象になる」ことを意味する。比喩とは「ものなぞり」のことだ。

  come into view      見えてくる
  come to one's ears    聞こえてくる
  come to one's attention  気がつくことになる

以上のことは、goが逆の意味で使われるのと対照的な意味となる。

  go out of view    見えなくなる
  go out of existence  いなくなる

最後に、注意していただきたいのは、「認識の対象になる」ということだから、話し相手のところに向かうという意味の時は、comeを使いこれは日本語訳では「行く」ということになる。

  I will come to your house tomorrow.
  私、明日あなたの家に行きます、伺います。
--------------------------------------------
come の動詞フレーズのパターン
 (1) V感覚
 (2) V+O感覚
 (3) V+C感覚
 (4) V+O+O感覚
 (5) V+O+C感覚

V感覚
 (1) come + (副詞/副詞句)
   A typhoon is coming.
   台風がやってくる

V←C感覚
 (2) come + 形容詞 (補語)
   My dream has come true.
   私の夢がかないました
  ※ My dreams are true.

 (3) come to + 原形動詞フレーズ
   We came to blow.
   私たちはなぐり合いになった
  ※ We are to blow. be (going) to+不定詞
  cf. We are (going) to blow.

 (4) come + ~ing形動詞フレーズ
   A dog came running towards me.
   犬が私の方へ向かって走ってきた
  ※ A dog were running towards me. 進行形

 (5) come + ~ed形動詞フレーズ
   Her shoe laces will come untied.
   彼女の靴ひもがほどけるだろう
  ※ Her shoe laces are untied. 受身形

V感覚
 (6) come to+原形動詞フレーズ /come and 動詞フレーズ
   I came to buy the cloth.
   私はその布を買うために来ました/その布を買いに来た
   Come and enjoy the sun.
   太陽を(浴びて)楽しみに来なさい

「働きに来る」「買いに来る」「遊びに来る」「散髪に来る」「パンを買いに来る」「見舞いに来る」「人に会いに来る」{映画を見に来る」「野球の試合を見に来る」「警察に来る/相談に来る」「遊びに来る」「見に来る」

Two-Word Verbs  
 (7) How did the accident come about? 「周囲」
   その事故はどのようにして起こったのですか?

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(英語)【どうしてBasic Englishなのか? その傾向と対策】5/22

2017-03-14 14:45:02 | どうして英語が自由に話せないのか?



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「たった16の動詞で自由に英語が話せる、そのワケ」

 「よく働く動詞」に秘密が隠されている!

イギリスの言語学者、C. K. Ogden (1889-1957)は、たった850語が20,000語に相当する働きをするとし、Basic Englishというものを提唱した。この内動詞だけに注目すれば、動詞はたった16だ。


goの動詞フレーズでこれだけ話せる

【解説】
■goの基本粋な意味は「去り行く」

goを理解するには、comeとの対比でとらえるとわかりやすい。
goもcomeも共通するのは、いずれも主体がある場所から他の場所へ移動する行為を表すことだ。

また、私たちがある表現をするとき、必ずどこかにものごとを見る視点があることを前提にしている。そんな場合、たいていは主体自身がいるところ(here)
となる。そのような中心点、つまり主体のいる場所の中心点に移動するのが、comeであり、それから遠ざかるのがgoの受け持ち範囲となる。
またcomeは、私たちが認識できる状態になる、現象として意識されるようになるということに反して、goはその反対に消えて見えなくなる、現象世界から去ることを意味する。「私の父は死んだ」をMy father has gone.とも表現できるのが英語の発想だ。

  The sun comes up in the east and goes down in the west.
  太陽は東から昇り、西に沈む

■「動いている」と考えられるものは、goで表せる
goにはcomeの反対の意味を示すだけではなく、単に、ものが「動く」ことを示す用法がある。例えば、次の文を見てください。

  My watch is not going[working].
  私の時計は動いていません
  This machine goes well.
  この機械はよく動く(性能がいい)

この用法はだんだん拡大して、何ごとによらず、「動いている」と考えられるものはすべて、goで表すことができることになる。
これは一種の「たとえ」=メタフォーだが、ことばを使う場合、「たとえ」というものは大変たいせつな役目を果たしている。
もう少し、このような例をあげておきましょう。

  The song goes like this.
  その歌はこんなふうに歌います
  Everything goes wrong this morning.
  今朝は万事うまくいきません
  There is not enough food to go round.
  食べ物がみなに行き渡るだけ十分ではない
  We have to go without food for a time.
  しばらく、私たちは食べ物なしですまさなくてはなりません
-----------------------------------
go の動詞フレーズのパターン
 (1) V感覚
 (2) V+O感覚
 (3) V+C感覚
 (4) V+O+O感覚
 (5) V+O+C感覚

V感覚
 (1) go+(副詞/副詞句)
   Go at once!
   すぐに行け!

V←C感覚
 (2) go+形容詞 (補語)
   He went mad.
   彼は気違いになった、怒り狂った
 ※ He was mad.
  go crazy, go bad, go bald, go rusty, go blue, go pale, go sour, etc.

 (3) go+~ing形動詞フレーズ
   We will go cycling.
   サイクリングに行きます
  ※ We are cycling. 進行形

 (4) go+~ed形動詞フレーズ
   The natives of the island goes naked.
   その島の原住民は裸で暮らしている
  ※ The natives of the island are naked. 受身形

V感覚
 (5) go to+原形動詞フレーズ /go and 動詞フレーズ

   Let's go to buy some cakes.
   ケーキを買うために行きましょう
   Let's go and buy some cakes.
   ケーキを買うために行きましょう

「働きに行く」「買いに行く」「遊びに行く」「散髪に行く」「パンを買いに行く」「見舞いに行く」「人に会いに行く」{映画を見に行く」「野球の試合を見に行く」「警察に行く/相談に行く」「遊びに行く」「見に行く」
  go to work, go to school, go to church, go to college, go to bed, etc.

Two-Word Verbs  
   Whisky goes against me.
   ウイスキーは私の肌に合わない

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(英語)【どうしてBasic Englishなのか? その傾向と対策】4/22

2017-03-13 15:34:56 | どうして英語が自由に話せないのか?



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 「よく働く動詞」に秘密が隠されている!

イギリスの言語学者、C. K. Ogden (1889-1957)は、たった850語が20,000語に相当する働きをするとし、Basic Englishというものを提唱した。この内動詞だけに注目すれば、動詞はたった16だ。

do動詞でこれだけ話せる!

【解説】

■「行動・欲求を表すdo動詞
beが「存在」を、haveがその「付帯状況」を、そしてdoが一般的な「行動・欲求」を表す。

英語の3つの基本動詞(Basic Verbs)

  be    「存在」
  have   「付帯状況」
  do    「行動・欲求」

このdoは動作語(他のbeやhaveを除く動詞)の代表と言ってもいいが、日本語の「する」「やる」に当たりとても意味の範囲が広い動詞だ。
ところで、「~をする」がすべて、do+名詞で表現できるとは限らない。「散歩をする」は、have a walkあるいはtake a walkとは言えても、do some walkingとは言えるが、do walkとは言えない。
あるいは、「攻撃する」はmake an attack、「援助する」はgive support、など、doは使えない。
makeは今までなかった「攻撃」を現実化させ.giveは「援助」を与えるものなのだ。

ここでも英語のリズムが
do+名詞の名詞の部分には、work, act, damage, thing, bestなどがくる。
  do one's work    仕事をする
  do a kind act    親切な行いをする
  do a lot of damage  大損害を与える
  do a foolish thing  愚かなことをする
  do one's best    最善を尽くす

ただ、do + 限定詞 + ~ing形のパターンは結構たくさんの表現が可能なので、ぜひ身につけていただきたい。

* 限定詞とは、the,my,your,his,much,more,some,any,little, noなど、名詞の前に置かれる冠詞、代名詞の所有格、数量詞などをひとまとめにした名称だ。

  do some reading   いくらか読書をする
  do some walking   いくらか散歩する、ちょっと歩く
  do some drinking   いくらか飲む
  do some shopping   いくらか買い物をする

この限定詞を使うと様々な表現ができることも知っておいてください。
cf. go shopping
  do one's shopping   自分の買い物をする
  do the shopping    その買い物をする
  do some shopping    買い物をいくらかする
  do a lot of shopping  買い物をたくさんする
  do a little shopping  買い物を少しする
  do little shopping  買い物をほとんどしない
  do no shopping     買い物をまったくしない
  do any shopping

  I didn't do any shopping.   まったく買い物をしなかった
  Did you do any shopping?   買い物をいくらかしましたか?
  If you do any shopping, ~  もしも買い物をするならば
-------------------------------------------
doの動詞フレーズのパターン
 (1) V感覚
 (2) V+O感覚
 (3) V+C感覚
 (4) V+O+O感覚
 (5) V+O+C感覚

V感覚
  (1) do+(副詞)
   He is doing very well in his business.
   彼は仕事が大変うまくいっている
  [V感覚] do+(副詞)
  【V感覚】 go、come、do、see、say
  [V感覚] go+(副詞)
  [V感覚] come+(副詞)

V→O感覚
  (2) do+(限定詞)+名詞(目的語)
   I'll do it right now.
   すぐにやりましょう

よい仕事をする do a good job
親切な行いをする キャンドルサービスをする クリーニングをする 
クロールをする 料理をする 皿を洗う コピーする 
悪いことをする 任務(義務)を果たす 体操をする
活け花をする 家事をする すばらして仕事をする 
空手をする 折り紙をする 割り当てられた仕事をする
おしゃべりをする 愚かなことをする 何かおもしろいことをする
  【VO感覚】 hve、get、do、take、make、give、keep、put、see, send、say

【一般動詞フレーズ5段活用】 do one's best
=============================
(1) do(es) one's best  現在形動詞フレーズ 
※現在形の肯定形だけで使われる。
(2) did one's best  過去形動詞フレーズ
※過去形の肯定形だけで使われる。 
(3) do one's best  原形動詞フレーズ
※命令形,助動詞、to不定詞で使われる。
(4) doing one's best  ing形動詞フレーズ
※進行形や動名詞で使われる。
(5) done one's best  ed形動詞フレーズ 
※完了形で使われる。 
=============================
 (1) I do my best.
 (2) I did my best.
 (3-1) I will do my best.
 (3-2) I am going to do my best.
 (3-3) I want to do my best.
 (4) I am doing my best.
 (5) I have just done my best.

V→O→O感覚
  (3) do+名詞(目的語)+名詞(目的語)
   Smoking will do you a little harm.
   喫煙は健康に少し害がある
  【VOO感覚】 get、give、take、make、do、send

Two-word verbs  
   Let's take a rest; I'm done for.
   休憩しましょう、私疲れてしまったよ

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(英語)【どうしてBasic Englishなのか? その傾向と対策】3/22

2017-03-10 15:32:28 | どうして英語が自由に話せないのか?



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 「よく働く動詞」に秘密が隠されている!

イギリスの言語学者、C. K. Ogden (1889-1957)は、たった850語が20,000語に相当する働きをするとし、Basic Englishというものを提唱した。この内動詞だけに注目すれば、動詞はたった16だ。

have動詞でこれだけ話せる!

【解説】
■「付帯」を表すhave動詞
haveの本質的意味は「付帯状況」を表す。haveは常に名詞を伴うが、この名詞は目的語と言い、「~を有する」の意味となる。
haveが「付帯状況」を表すことによって、beの「存在」、doの「行動・欲求」の三つの基本動詞が英語世界の根底を支えている。

英語の3つの基本動詞(Basic Verbs)
  be   「存在」
  have  「付帯状況」
  do    「行動・欲求」

特にhaveの主語は人間に限らず、人間以外の生物はもちろん、無生物も主語になりうることが多いということに特色がある。

  I have no trouble.
  私には問題はありません
  I have no idea.
  私にはわかりません
  I have no fear.
  私には恐怖はありません
  A year has 365 days.
  1年は365日あります
  This house has no drain.
  この家は下水が通っていません

■ have+名詞のパターンについて
haveを「持っている」と覚えておられる方は多いと思うが、これではhaveを使いこなせない。
例えば目的語が「本」や「お金」であれば、「持っている」ということになるが、「赤ちゃん」なら、「ある」「産む」となったり、「事故」なら「遭う」、「風邪」なら「ひく」ということになる。
私は、haveの意味を「有する」としているのは、「赤ちゃん」「事故」「風邪」も「有する」とおおまかにらえることができると思うからだ。
いずれにしても具体的な動詞フレーズを見ていただいて自分なりのイメージ作っていただきたい。

■haveには進行形にならないものと、なるものがあることに注意
haveには「~を持っている」「~がある」と所有など持続性のある状態を表す場合と、「飲食する」「経験する」「受ける」「被る」といった一回の行為や経験を表す場合とがある。前者は進行形にはならず、後者は進行形となることに注意してほしい。

所有など持続性のある状態を表す場合
  Her finger has a ring on it.
  彼女の指には指輪がはめられています

一回の行為や経験を表す場合
  She is having a good time.
  彼女は楽しく過ごしています

その行為を表す一つの動詞のような働きをする場合も進行形になる。
  have a drink  飲む
  have a look  見る
  have a wash  洗う
  have a talk  話す
  have a rest  休憩する
  She is having a swim.
  彼女は泳いでいます

■英語のリズムは「形容詞(語)+名詞」
(形容詞+名詞)
  have a happy look  うれしそうな顔をしている
  have a carefree look  のんびりした顔をしている
  have a healthy look  健康そうな顔をしている
  have a serious look  真剣な顔をしている
  have an angry look  怒った顔をしている
  have good looks  美貌(びぼう)である, 器量がよい

(形容語+名詞)
  have a surprised look  びっくりした顔つきをしている
  have a pleased look  うれしそうな顔をしている
  have an untroubled look  のんびりした顔をしている
  have a deeply troubled look  苦渋に満ちた顔をしている
  have a disgusted look  いやな顔をしている

※形容詞(語)の限定用法と叙述用法のこと.
  She has a happy look.
  She is happy.
  She has a surprised look.
  She is surprised.

以上のような表現は英語らしい表現と言え、私達ネイティブでないものも動詞変化を覚えなくてもいいといったことや、副詞ではなく形容詞で表現できるので使えるようになりたい。
  (1) She talked long.  このlongは副詞です
  (2) She had a long talk.  このlongは形容詞です

■haveとmakeの対比
makeは「ないものを作り上げる、生ぜしめる」など、こちらから積極的に仕掛ける動作を表し、haveは逆に受動的に「被る」「経験する」の意味合いが濃いと言える。
私はmakeの本質的な意味を「現実化」とし、have「付帯」としている。

  make a dress   ドレスを作る
  make a profit   もうける
  make a meal   食事を作る

  have a dress   ドレスを持っている
  You will have a dress.
  ドレスができあがる
  I will have a baby.
  子供が生まれます、産みます
  have a loss   損をしている
  have a meal   食事をする
-------------------------------------------------
haveの動詞フレーズのパターン
 (1) V感覚
 (2) V+O感覚
 (3) V+C感覚
 (4) V+O+O感覚
 (5) V+O+C感覚

V→O感覚
 (1) have+名詞(目的語)
   Can I have your address?
   住所を教えてくださいますか?
  [VO感覚] have+名詞(目的語) -(3)
  [VO感覚] have+名詞(目的語) -(4)
  have a headache  頭が痛い
  have a toothache 歯が痛い
  have a fever  熱がある
  have a sweet voice  甘い声(やさしい)をしている
  【VO感覚】 have、get、do、take、make、give、keep、put、send、say

☆以下は非時制動詞フレーズが目的語となるもの
  (2) have+to+原形動詞フレーズ ※「未来との関わり」
   I have to go now.
   私は行かなくてはならない、そろそろ失礼させていただきます
 cf.
   I must go now.

   I had to go .
   I will have to go now.
  (3) have+~ed形動詞フレーズ *完了形 ※「過去との関わり」
   Has Tom gone yet?
   トムはもう行きましたか?

cf. wantの動詞フレーズ
  She wants personality.
  彼女は個性に欠けている
  Your restaurant wants servicing.
  あなた方のレストランはサービスが欠けている
  She wants to go now.
  彼女は今行きたがっている

V→O←C感覚 
  (4) have+名詞(目的語)+形容詞(補語)
   We have everything ready.
   私たちはすべてのものを準備しています
   ※ Everything (is) ready.
  【VOC感覚】 get、have、make、put、keep、let 
  [VOC感覚] make+O+形容詞(補語)

☆以下は非時制動詞フレーズが目的格補語となるもの
  (5) have+名詞+原形動詞フレーズ
   We have my sons help us.
   私たちは息子に私たちを手伝ってもらいます
   ※ My sons are to help us.

  (6) have+名詞+~ing形動詞フレーズ
   I have my daughter living next door.
   私は娘に隣に住んでもらっています
   ※ My daughter (is) living next door.

  (7) have+名詞+~ed形動詞フレーズ
   I had my pocket picked in the bus..
   私はバスの中でポケットの物をすられた
   ※ My pocket (was) picked in the bus.


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