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Vector Magic~虹の架け橋~

森山和正の司法書士受験生応援サイト

森山マジック技あり三部作完成

SOS出版記念特別講義行いました。

2015-09-24 | 日記


昨日は、SOS!弱点強化司法書士出版記念特別イベントを行いました。

本当にたくさんの方にご参加いただきました。
ありがとうございました。

教室がいっぱいになってしまい、
後ろは、椅子だけの席を急遽作って座ってもらいました。
ご迷惑おかけしました。

さて、内容は…

多くの人が苦手としている分野について時間の許す限りお話ししました。
実は、硬派なイベントです

組合等登記令はこれだけ押さえればいい!
ということもお話ししましたね。
これで、いらぬ心配がなくなったかとおもいます。

しっかり復習して、
役に立てていただければと思います。



三省堂さんによる
僕の書籍の特別価格即売会も行いました。

そして、サイン会

今回は、今まで以上に多くの方にサインしました

合格へのお守りになったでしょうか。

試験合格で大事なのは、弱点を埋めること。

弱点強化をしっかり行い、合格を勝ち取ってください。


森山クラス交流会実施しました

2015-08-31 | 日記
森山クラスの交流会を実施しました。




たくさんの受講生の方が参加してくれて、
大いに盛り上がりました。

情報交換をしたり、勉強法について語り合ったりして、
有意義な時間を過ごせたと思います。

僕のクラスの出身者で、
先月、開業したばかりの司法書士の先生にもゲストとして来ていただきました。
小林正俊先生です。

事務所で修業し、開業した先生の話にモチベーションも上がったと思います。

また、小林先生は、
本場イタリアで修業し、多数のオペラコンサートにも出演しているプロの歌手です
紅白歌合戦のコーラスも務めているようですよ。
CDも出ていますよ。




ということで、一曲歌っていただきました



聞き入ってしまいましたね。

小林先生、本当にありがとうございました。

いつも、言っていますが、語学でもなんでもプラスアルファがあると、断然有利。
小林先生には、歌があります。
「歌う司法書士」として大活躍。

今度、伊藤塾で、講演会もあるようです。

9/21(月祝)14:00~16:00 伊藤塾東京校(渋谷)
『声楽家から司法書士へ ~ファーストキャリアで得た経験と人間力は活かせる!』


伊藤塾では、さすがに森山クラスの話は出ないでしょうから
今度、LECでも話してもらいましょう。

交流会の様子は、LEC新宿エルタワースタッフブログにも書かれています。
ぜひ、ご覧ください。

それでは、受験生のみなさん、引き続き、頑張っていきましょう。

ガッツだぜ





本試験雑感~午前の部(3)

2015-08-17 | 日記
さて、時間がたっておりますが、第3回。
午前の部について。
残るは会社法・商法。

会社法分野では、平成26年改正が出題されました。

第30問ウです。
権限が限定された監査役の登記事項について。

また、第34問では、
組織再編をやめることの請求が出題され、
改正法の出題と思われた方もいるかもしれません。

たしかに、やめることの請求のほとんどは、平成26年改正によって
制定されたものですが、略式の場合だけは、改正以前から実はありました。
改正論点の中で、例外的に以前から変わらない部分を出したのです。
だから、厳密に言えば改正点ではないですね。

改正論点は出したいけど、寸止めにしたという感じですね。

ただ、平成26年改正が呼び水となって出題されたことは間違いないですね。
僕は、この論点は、去年までは基本講座では教えていませんでした。
しかし、今年は、改正論点として、まとめて教えました。
「略式の場合だけ改正前からありました」とは言っても意味がないので、強調しませんでしたから、
改正点が出題されたと思ったかもしれませんね。
それでいいんですけど。
改正論点の一環として出されるようになるかもと思ったのです。

ということで、厳密には改正点ではないですが、改正がらみの出題と言っていいでしょうね。
この論点は、今週発売されるSOSでも改正論点として詳しく解説してあります。

それから、午後の部の商業登記法では、
なんと、平成27年2月改正も出題されました。
第29問アです。

記述問題でも
平成27年2月改正の
「本人確認証明書」を解答として書かせています。

2月改正も、講義では、教えましたが、
択一での出題可能性は高くはないだろうと正直考えていました。
一方、記述に関しては、役員変更全般に影響しますから、流れ弾のように避けられないだろうとは考えていました。

とにかく、2月の改正も7月の試験に出るという試験になっています。

今年でも、改正点が出ました。
来年の試験では、もっと出題されるはずです。
というか、改正点が出た!という扱いではなく、当たり前に出題されるはずです。
来年受験する方は、平成26年改正、平成27年2月改正について、しっかり身につけておくことが求められます。


浅草駅で、金色に輝くスペーシアを見ました。
本物の車両の手前のポスターも金色のスペーシア。
改札に入る前に丁度発車したところを慌ててとったので、ブレブレです。

僕の実家の群馬県桐生市には、
スペーシアではなく、特急りょうもうで向かうことになります。

いや、正確に言えば、実家に向かうのは、子供たちで、
子供たちがりょうもうに乗ったのを見届け、
車掌さんに制限行為能力者が乗っているのでよろしく頼むとお願いをしたら
僕は、新宿エルタワーの講義に向かいます。

大人は仕事でも、
孫だけ届けろ、孫に会わせろとのこと。

可愛い子には旅をさせよ。
心配ですが、いってらっしゃい。
相老駅で、お爺さんお婆ちゃんが待ってますよ。

本試験雑感~午前の部(2)

2015-08-03 | 日記
今日は、司法書士の日です。
どれくらいの方が意識しているのでしょうか。

さて、時間があいてしまいましたが、
続きをいきましょう。

今年の試験について議論する時期でもないので、
これから来年の試験を目指す方へのアドバイス的な内容を中心としましょう。

前回は、民法まで書きました。
続いて刑法。

刑法も、民法に引き続き、基本的な問題です。

ただ、簡単な知識をひねった事例で問うということを意識していますね。

テキストでは、普通は殺人の事例で説明してある錯誤の論点を
脅迫メールの事例で出題したり、
「刺身包丁」「マンホール」などといった目くらましのワードを使ったりしていました。

つまり、過去問と同一論点を出すにしても、
同一事例をそのまま出すわけではない。

過去問を工夫なく何回も解いて、事例をそのまま丸暗記していればいいというわけではないということです。

では、どうすればいいかというと、
これは、刑法に限った話ではないですが、
いつも言っているように、過去問の事例をそのまま覚えるのではなく、
テキストに戻り、応用が利く抽象化された規範の形で覚えればいいのです。
覚えるべきは、過去問ではなくて、テキストです。

知識の抽象化です。
知識が圧縮されますので、覚えることが減るメリットもあります。

また、その抽象化された知識をこのような具体的な事例に具体化できるようにしておくことも必要です。
圧縮された知識の解凍ですね。

ただ、実際には、事例を見て、規範につなげる必要がありますから、
要求される実際の思考回路は逆のベクトルですね。
与えられた具体的な事例を頭の中の規範に向けて抽象化するというベクトルとなります。

事例の抽象化ですね。

先ほど「覚えるべきはテキスト」といいましたが、
この能力は単にテキストを覚えただけでは身に付きません。

過去問を中心に問題を解く練習が必要です。
これらのことを意識しながら。
講義でも、「過去問を解いたらテキストに戻る」と話していますね。
これも1つは事例の抽象化の技術を磨くためです。

事例の抽象化のテクニックは、またお伝えする機会があると思います。

とにかく、刑法ではこのような技術が試されます。
僕の講義では、刑法の講義ノートにたくさんの事例が載っています。
それも、事例になれてもらうためです。

また、余談ですが、ケータイ司法書士刑法を書くときに苦労したところもここなのです。

規範を覚えるべきなので、左ページには、抽象的な知識を書きたい。
ただ、事例を解く練習をしてほしいので、右ページには具体的な事例を書きたい。
解説を書くスペースがないまとめ本でそれをどのように実現するかということです。
刑法で得点するためには、絶対これを実現したい。
この要請を両立させ、一石二鳥の学習ができるように工夫したつもりです。







自己分析の必要性

2015-07-09 | 日記
闘いの後に必要なのは、まずは休むこと。
この点については、すでにお話ししましたね。

あとは、すべきなのは自己分析です。

この1年頑張ってきた成果はでたのか。
思うように得点できなかったとしたら、何が原因か。
それをできるだけ客観的に考察してみましょう。
記憶の作業を怠ったのか。勉強時間が足りなかったのか。問題演習が足りなかったのか。

闘いが終わったのですから、これからどうするにせよ、きちんと見つめるべきです。
LECでは、本試験分析をする徹底検証会がありますので、これも利用できるでしょう。


もし来年を目指すなら、
同じことをしていたら、まだ同じ結果にしかならない。
だから、何が足りなかったのか、それを見つめるべきなのです。

2年目以降の学習は、足りなかった穴を埋めていくように学習する必要があります。
言われるがままに講座をとればいいというものではないのです。
講座をとるなら自分に合った講座をきちんと選ぶことです。

LECでも2年目以降の講座を数種類用意しているのは、そのためなのです。
自分の足りなかった部分を埋めるような講座をしっかり選んでください。
それぞれの講座の特徴は下記の動画がわかりやすいと思います。
根本先生が詳しく話してくれています。

また、僕も相談会をしています。
ぜひ相談・報告に来てください。

予約が埋まりかけているので、早めに予約をしてください。
予約はLEC新宿エルタワー本校で受け付けています。

多くの受講生の方の報告をお待ちしています。
闘いの結果を聞かせてください。
その闘いぶりを聞かせてください。