パパは建築家

家づくりのこと、子供のこと、毎日のこと

竣工

2006年09月29日 22時13分19秒 | 江並の家

江並の家 竣工しました。

 昨日まで養生シートや建具をはずいてあったりして、全体をみることができなかったのですが、今日、美装が入り、やっと全体を見れる状態になりました。鉄骨のストリップ階段、枠の細い障子、スチールパイプのロフト手すり、無垢フローリングなど、なかなかいい感じ。お施主さんも気にいって頂いているみたい。

 明日は完成見学会。
きっと、設計事務所の手がける家の違いを見ていただけると思います。

 


断熱材

2006年08月07日 14時29分58秒 | 江並の家
江並の家の断熱材。
ネオマフォームを屋根部分の断熱材に使います。
ネオマフォームは、グラスウールやロックウールにくれべて、厚みが薄くできます。なおかつ、板状になっていて、のこぎりで簡単に切ることができます。
優れた点は、火がついても、燃え広がらないことです。他の同じような断熱材では、火がついてしまうと、それ自体で燃え広がってしまいます。
それぞれの家にあった断熱材を使い分けています。


耐力壁

2006年07月13日 03時37分02秒 | 江並の家
江並の家耐力壁をつけています。
耐震に重要な部分です。
耐力壁には構造用合板を使うもの、筋かいを使うのもなどがあります。
構造用合板を使う場合、釘の種類N50、釘の間隔15cm以下などの基準があります。チェックするときは、これに沿ってやっているか見てください。

構造用合板と筋かいでは、筋かいの方がより頑丈な壁になります。(たすきがけにした場合)

ならどうして、構造用合板を使ったかというと、理由があります。
まず、断熱材が十分入る。 構造合板を使った場合、柱の外につけるので、断熱材は、柱の厚みのところに入ります。

しかし筋かいの場合、断熱材と筋かいが入ることろが同じなり、斜めに入る筋かい部分に、十分断熱材が入らないこともあります。隙間ができてしまったり。小さな隙間でも、断熱にとっては致命傷です。

2つ目の理由として、断熱、防音になる、ということです。筋かいの場合、耐力壁をつくることのみですが、構造用合板の場合、外壁部分のサッシ部分以外はすべて張りますので、外部の音が軽減されたり、また、木自体も断熱性能がありますので、断熱材+合板ということになり、より効果があるというものです。

耐力壁に、構造用合板を使うか、筋かいを使うかは、現場によって判断しています。地震に強い、快適な家は基本ですから。

江並の家 上棟

2006年07月05日 10時06分12秒 | 江並の家
江並の家が棟上げをしました。
7/1は雨のため延期しましたが、今週中で晴れマークは、月曜日だけと判断し、急遽7/3に決行いたしました。
時折、涼しい風が入ってきて、一雨来るかな、と心配していましたが大丈夫でした。
1日雨もなく、無事屋根のルーフィングまで終わりました。建物もブルーシートを覆って、今夜からの雨にも備えました。

江並の家 地鎮祭

2006年05月27日 20時05分29秒 | 江並の家

江並の家  地鎮祭が行われました。

地鎮祭は、土地の神様に、工事の報告と工事中の無事をお祈りする神事です。
私が地鎮祭を、多く出て思うことは、神社によって、行い方が違っているな、ということ。

丁寧に説明される神主さんや、いきなり始められる方、お客さんも当然はじめての方ばかりで、戸惑っておられる方も多いです。

今日の神主さんは、お施主さんが、しなければいけない事を、細かく説明して、行っていました。
たとえば、敷地の4方を塩や米をまく時、「ボーリングの要領で!」と判りやすく説明されていました。何を隠そう、私が家を建てたときも、同じ神社にしていただいたので、この「ボーリングの要領で!」といわれ、印象深かったのです。
親切な神主さんで、お施主さんも、緊張しながら、和やかに行われました。

しかし、細かい事ですが、今日の、くわ入れの儀の時の掛け声が、「えい、えい、やー」でした。私は、いつも「えい、えい、えい」としていたので、少しおもしろく思えました。

何はともあれ、いよいよ現場が始まりました。現場の様子は逐一ご報告しますので、楽しみにしてください。

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1500万の家 工事契約

2006年05月12日 18時06分14秒 | 江並の家

1500万円の家が工事契約しました。

相見積を4社でとったのだが、安い工務店と高い工務店では、な、なんと250万円も差がついてしまいました。
4社には同じ図面、同じ仕様で話をしているのに、こんなに開いてしまうのです。
当然、一番安い工務店に頼んでも、一番高い工務店に頼んでも、できるものは同じです。
もし、特命で一番高い工務店に頼んでいたら、250万円も損をするところでした。
今回、その一番高い工務店というのは、私が時々工事をしてもらっている工務店。別の物件では、一番安いのです。そうです、まえに、安かったからといっても、いつも安いとは限らないのです。仕事の状況や使う材料、仕入れのルートなどによって、変わってくるのです。ですから、同じ図面の同じ仕様で、毎回相見積もりをしないと、ほんとに、どこが一番安いか、高いかは、判らないのです。

一般の方が、工務店に相見積もりを取る場合は、
工務店の図面で、工務店の決めた仕様を下に、工務店の見積書でもって、比較します。
が、図面も、仕様も、見積内容も違う見積書を、本当に一般の方が比較検討できるのでしょうか?プロの私に持ってこられたとしても、安い高いは判断できません。高い材料を使って安いのか、安い材料を使って安いのかは、判断つきません。求めているのは、いいものが安くなること、です。一般の方に判断できますか? 

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1500万の家

2006年04月15日 08時45分02秒 | 江並の家
今度は1500万円の家に挑戦中です。今日見積もり依頼しました。今回のお客さんは、土地の紹介からさせて頂いている。場所もすぐ近く。融資の関係で、今月中に工務店契約しなくてはいけない。設計契約していただいたのが、1週間前、実施設計を1週間で終わらせ、(プランは以前から打合せしていたので、ぎりぎりできました。)見積もり発注。あと2週間しかない。1週間見積もり期間として、また、契約やら、銀行に書類を提出する日などを考えてくると、見積もり調整に実質4日ぐらいしかない。実は、見積もり調整が、一番時間がかかるところなのだが、・・・。今回も数社に見積もりを依頼している。比較検討できることにより、適正価格も把握できるし、金額も抑えられる。時々、1社だけの見積書を持ってこられて、これ安いですか?高いですか?などの、質問をされるのですが、内容もいろいろですし、一概には、高い安いなどの判断は出来ません。設計事務所に頼んでの、相見積もりでしたら、同じ図面で同じ内容で、数社が見積もり出すのですから、高い安いは一目瞭然です。
1週間後に見積もりが出てきます。楽しみです。