もちろん家計は火の車

読書と映画、クルマにゲーム……いろんなものを愛しつつ、怠惰な日常を送るオッサンのつぶやき。

ちょっと、時の流れの速さを実感してしまった話。

2011年11月25日 | 日常

まずは、ちょっとしたご報告から……。
前回のエントリ
「これ、ホントにきちんと仕上がるんだろうな!?」と書いた
洗濯機周りのリフォーム工事の件。
計2日間に及ぶ大騒ぎの末、このほど
ようやく終了したわけであるが、結論から言うと
見事なくらい、きちんと仕上がりました!
文字通り、プロの仕事である。
取っ払った壁の処理を含め、どこをどう見ても
「最初から、そういう風にできていた」としか思えぬ作りで、
これには、ちょっと驚いた。いや~、本当に感謝である。
"職人ワザ"ってヤツが、この日本にも
まだ生き残ってたんだなぁ……と、少しばかり感激した次第。
なんだか気分は、TV番組『劇的ビフォー&アフター』の名セリフ
「なんということでしょう!」(by 加藤みどり)って感じだ(笑)。
本当に、お世話になった職人さん、ありがとうございました!

……で、そんなリフォーム工事の間を縫って、
某知り合いの結婚披露パーティーに参加してきた。
パーティー自体、手作り感覚にあふれた
「いいカンジ」のもので楽しめたうえ、
ブログ主の場合、どういうわけかゲーム大会で勝ち残っちゃって
ちゃっかり、会費以上の価値がありそうな電機製品を
手土産にもらって帰ってきたという……(笑)。
いや~、なんだか最近、いいことづくめで怖いね、しかし!
(←洗濯機の故障で大金が吹っ飛んだことなどすっかり忘れてる発言w)。

実は今回のパーティー、都内でも
わりと「オサレな場所」ということになっている某所の
レストランを借り切って行われたのであるが、
何を隠そう、このレストランの近くで、
ブログ主は以前、ちょっとした仕事をしたことがあるのであった。

もう10年以上も前の話なのであるが、
そこには某大企業が保有する、純和風建築の建物が立っていた。
その建物は、某企業が"迎賓館"的に使っていたもので、
とあるプロジェクトのため、ちょっとしたオフィスとして供されていたのである。
当時、そこに出入りしていた関係者一同(ブログ主含む)は
その場所のことを「武家屋敷」と呼んでいたものである
(ちなみに書くと、その某大企業と
ブログ主が帰属していた会社は"まったくの別モノ"。
詳しく書くとアレなのだが、要するに
提携関係とか共同プロジェクトとか、そんな感じのアレであるw)。
肝心のプロジェクト自体は、その後
みごとに空中分解し、以来、ブログ主は
その場所を一度も訪れることなく、今に至っている。

その"思い出の場所"が、パーティー会場のすぐ近くにある……。
気になったので、ちょっと足を向けてみた。
実際、レストランから歩いて数分の場所であった
そしたら……その場所、いま、どうなってたと思います??

通称"武家屋敷"には、ちょっとしたお屋敷に負けないくらいの立派な門があった。
雰囲気的には、ちょっとしたお寺だとか料亭の入り口みたいな感じである。
その門は、10年という月日が流れた今も、残っていた。
そう、残ってはいた。残ってはいたのであるが……
なんと! 肝心の「門の内側」。要するに、
かつて屋敷が立ち、庭が存在していた場所……そこは
ぜ~~んぶ「時間貸し駐車場」になってるんでやんの!
要するに、かつて武家屋敷のたっていた場所一面が
アスファルトを敷き詰めた有料駐車場と化し、どういう事情からか
その駐車場の"入り口ゲート"として、あの門(だけ)が利用されているのである!!
木造&カワラ屋根の立派な門が、駐車場入り口……
はっきり言って、見た目にも「異様な感じ」であった。
あれはいったい、どういう事情から
あのような悲惨な状況となってしまっていたものやら……。
どうせ屋敷と庭を潰したのなら、あの門だって
そのとき、一緒に取り壊してやればよかったのである。
少なくとも、駐車場を利用するクルマが
ごくごく当たり前に「門をくぐって出入りしている」様子を見る限り、
"文化財"的な価値に配慮して「門だけ残した」とか、
そういうことではないように思えるのだが……。

とにかく、あまりと言えばあまりの光景に、
思わず"10年"という歳月の長さを痛感してしまったと、そういう次第である。
それにしてもなぁ……どうして、
あんな悲惨なことになっちゃったんだろうな、アレ……。


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