宇山810会 / 宇山地区里山利用推進協議会

農地 農村の維持管理と集落を囲む山々を含めた里山の利活用事業を展開する。

老桜に靠れる赤松 桜を生かし鹿柵を壊さず技の展開

2020年06月04日 | 倒木処理 専門業者に依頼
6月3日 8:00 ~ 11:00 2名の林業者 快晴 で猛暑
3月の大雨強風で山の多くの樹が倒れた処理をする
沢山の樹を地域住民の手で処理をしたが 危険は避ける
場所は集落の中でも桜がきれいな場所で鹿柵もあり素人は無理
要するにカカリギ しかも 二本の樹が太い桜の枝に乗っている難所
夏の台風が来るまでにと地区内の寺島林業に依頼した
  
掛木を下から見て梯子をかけて上から確認 算段を決めて
2台のチルホールで二方向へ引っ張り 一本の赤松を斬り落とす
つづいてもう一方の樹をさらにひっぱり 鹿柵にかからないように
しっかり確認してチェンソーで切り込みを入れて角度を変えて引っ張る
桜の枝は切られずに来年も見事に花を魅せてくれるだろう
  
この里山 養蚕が盛んだった昔 皆畑だったそうだ 
放置された畑にカラマツが根着いたが 激しい雨で根回りが洗われ
むき出しになったところに強い風を受けて倒れた
倒れても葉は青々している この先 里山の維持をどうしていくか
当地区では県の里山整備利用推進事業に採択されている 明るい農村か

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