宇山810会 / 宇山地区里山利用推進協議会

農地 農村の維持管理と集落を囲む山々を含めた里山の利活用事業を展開する。

獣たちから農作物を守るには 活動の基本は仲間づくり

2016年11月26日 | 仲間たち
11月25日(金)鳥獣の被害を無くそうと起ち上がった面々
晩秋から初冬 鹿たちも活発に動きだす前に再び有志が揃った
先ずは、組織をつくり目的を明確にして地域の中で仲間を増やす
会議の次第には「目的」「名称」「所属」とあり、実践活動の計画となる
今年3月、既に前年度だが記録を新たに 柵の見回りや獣たちの動向を探る


90分の会議では議題にそって話が進むが佳境に入ると飛ぶ
話が飛んで落ちが着くことで議案も一つがまとまることになる
「目的」「宇山の鳥獣被害を無くす」「鹿の頭数削減」「耕作放棄地の解消」「啓発活動」
「名称」『宇山を鳥獣被害から守る会』
「組織」宇山の住民と宇山で耕作している人なら誰でも参加できる。
基本が決まると話は早いが、参加者にはいろいろな技を持った人が多い
猟友会のワナ免許を持った者 ユンボや大型重機を巧みに操る者などなど
多彩なメンバーだが更に仲間を増やしが大切と先ずは第1回の活動に準じる
次の会合で地域を巡回し今年の鹿の動向を見定めて、柵の補強とワナを仕掛ける

活動日時 12月11日(日)午前9時~11時30分
集合場所 宇山区集会所 集合
終了後は区集会所にて向後の対策を練ります
鹿やカラスの食害で困っている人 是非ご参加ください
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鹿柵と括りワナを見廻る 鹿たちに春野菜は喰わさない

2016年03月13日 | 仲間たち
3月13日(日)年度末になったからではないが 新たな活動

『大切な農作物を有害鳥獣から守る会』と云う有志の活動
10日ほど前の3月4日 相変わらず獣たちが畑に通っている
春野菜を作るのを止めると云う声が多いのでナントカしようと動き出す
今日は二回目の活動で狩猟免許を持つ者 ワナに詳しい面々

3つの集落を囲む山の中腹をとおる道沿いに有害鳥獣進入防止柵がある
北の端から見て回るが、鹿が跳び越えて、突き破って壊していてる
中には猟銃で撃たれたのか半矢で血を流しながら柵を突き破っている
柵が壊れているところはフェンスを張り替えたり2重にしているところ
獣道に面したところは山から里への彼らの通い道になっている





ワナを仕掛けたところも見まわりながらの道程、山陰にはまだまだ雪がある
陽当たりのよいところであたり一面に鹿の糞が落ちている
肥料になる!などとは云ってられないとワナを仕掛けた
山から一直線に雪に足跡があるおところで、ワナを仕掛けた
近頃は苦い味の強い蕗の薹まで鹿に喰われると聞いた




9時から動き出して全てを一巡すると昼少し前、雪深い道を下り里へ下りた
今日のような活動、2年前に町の指導で『鹿柵管理組合』が設けられた
しかし 活動することがないまま今に至っている
区の役が兼務で組織作りをしているだけでは難しく
住民の有志で活発な活動につなげることが大切だろう
近い将来は鹿も来なくなり、宇山ならではの特産物を作ろうとなった

オツカレさまでした
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