宇山810会 / 宇山地区里山利用推進協議会

農地 農村の維持管理と集落を囲む山々を含めた里山の利活用事業を展開する。

耕作放棄地解消対策のひまわり油絞り

2016年12月27日 | 耕作放棄地解消
12月26日(月)雲は多いが 暖かく 太陽も顔を出す
耕作放棄地の解消に適する作物としてヒマワリを栽培
当初は景観植物として花を愛でることで良しとした
活動は有志の「 宇山ひまわり会」付加価値は健康維持か
夏の天候が不順 花は咲いたが実が腐ったものが多い
5人で取組 種は148.9kg採れたが油を絞ってみると激減
350ccのPボトルに78本大凡27.3㍑が収穫となった

   
絞りの依頼は中条村現在は長野市中条JA女性部の活動とのこと
行程を見ると段ボールの生種を焙煎機に入れて撹拌する
焙煎された種を絞り機へ投入 見ているとゆっくりだが目を離せば早い
搾られた脂は更に濾紙を使った機械に入れてゴミなどを覗く
キレイになったオイルは容器に溜めてから瓶へひしゃくで入れる
昔ながらの機械だが人間の手作業とコラボするのが暖かみを感じる
同行の男性部はお茶を口に運びながら絞りの効率を高める役目

   
一日の工程ながら車中の6人 会話の賑やかさに次の取組が見聞きできる
農作物を鳥獣害から守るには荒れた農地をなくすことが効果が上がると聞く
ヒマワリの花の明るさと種から採れる油は身体に良い更なる活動を広げよう

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耕作放棄を封じることから始めた ひまわりの会

2016年09月25日 | 耕作放棄地解消
9月25日(日)晴れ 待ちにまった陽の光 10日ぶりか
ヒマワリの収穫は9月上旬としていたが雨続きでできなかった
畑のぬかるみが収まった昼すぎ 仲間が集まりタネの状態を調べる
8月中旬から断続的な雨 ヒマワリの育ちは順調に見えたが秋雨が悪い
育った花冠も雨を吸い込み腐る 触るとグニャッと溶けた中身に仰け反った
収穫ができればと集まった面々 午後の陽射しで乾くのを期待して明日に賭けた

  
他の畑でも同じようだが8月の半ばに見たときは充分に稔っていた
花冠も厚く 大きく 重たく仕上がったたので 油の量が多いと喜んだ
雨が降り始める前 満開のヒマワリが一斉に声をかけてきたと云う
天気を恨んだところで仕方が無いと これが農業だと云う声が聞こえる
3ヶ月で収穫でき耕作放棄の荒れっ畑を防げれば良いとは 極上の御仁の説

   
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