松戸の未来を取り戻す会」(通称:MMT)のブログはこちらです。
松戸市の放射線レベルのライブ配信はこちらです。(測定器整備のため、休止中)
測定結果地図はこちらをご覧下さい。これはgooglemapに各自治体が公表した測定値をプロットしたもののようです。(私が作成したものではありません)
一般質問の録画中継がインターネットでご覧いただけます。
さて、ようやく市の放射能汚染に対する方針が独自基準とともに明確化し、いよいよ本格的に各保育所や学校で放射線対策が始まります。
ただしここで気をつけなければならないことは、「ただ待っているだけでは始まらない可能性がある」ということです。
放射能問題に限ったことではありませんが、例えば保育所、例えば学校などに対して、「思いを伝える」「声を上げる」ということがとても重要で、それによっては各施設の取り組みに大きな開きが生じてくることが考えられます。
・・・この問題、実は「労働基準法」と「職場」のような構図なんです。
多くの労働者たちの運動により、「労働基準法」で8時間労働やサービス残業の禁止などのルールが定められました。
しかし実際の「職場」では、8時間どころか10時間、12時間、それ以上の労働が強いられ、サービス残業など日常的・・・こんな状況があると思います。
森首相(当時)などは「本人の熱意の部分もあるから、サービス残業はすべてが悪いとはいえない」と国会で答弁。官僚があわてて「サービス残業は法律違反です」と耳打ちし、首相が「サービス残業は法律違反だ」と答弁し直した、という一幕があったくらいです。
結局、違反すると罰則まである法律が定められても、現場ではそれが必ずしも守られない・・・だからこそ、「職場」ではその権利を守るために労働組合などがつくられ、労働者の権利を守る運動が取り組まれることになります。
今回の放射能問題も、多くの市民の声や議会質問などの取り組みにより、「市の放射能対策の方針」がつくられました。
しかし実際の「現場」では、すぐに対策に乗り出すところも、回りの様子を見るところも、まったく取り組む様子がないところもあると思います。「保護者から心配の声がまったく上がってこないので、ウチはこのままでいい。対策に動くことで逆に不安を煽りたくない」こんな考えの施設もあるくらいです。(労働基準法と違い、市の方針は法律ではありませんし)
市立保育所はこれまでも一律に様々な放射能対策を進めてきました。今後も同様に積極的かつ一律の動きが期待できます。
しかし学校については本当に対応はまちまちのようです。これは学校と教育委員会との関係にも原因の一つがあります。
学校は校長先生をトップにした「一つの経営体」という考え方があるようです。とくに、「特色ある学校づくり」を進めてきた松戸市の場合、「自分たちの学校のことは自分たちで判断する」という理念が強く働くことがあるのかも知れません。
もちろん、そうした考えがよい結果を生むことは多分にあると思います。しかしそれは同時に、「放射能問題で、教育委員会が○○と言った」としても、必ずしも全ての学校が自動的に「右へならえ」とはならない、という結果にもつながります。
まして、放射線が「全校で同じ数値」というワケではありませんから、対応が異なってくるのも当然です。(校長先生には教育委員会の幹部たちが就任することが多く、教育委員会の職員からすれば、元の上司たち・・・という事情も・・・?)
ここで問われてくるのは「保護者力」です。「職場」で労働者が立ち上がるように、「保育所や学校」では保護者(市民)が試されています。
これまでは具体的な方針が示されていませんでしたので、「現場での判断のしづらさ」という事情はあったと思います。しかし数ヶ月間の市民と議会の取り組みにより、ようやく方針が示されました。あとはこれをどうやって「現場で実現させるか」です。
つい数ヶ月前まで「松戸の数値は市原や新宿の数値と同じくらい」「デマに惑わされないように」という世間一般の認識を私たちは覆し、時間はかかりながらも松戸市はもちろん「東葛6市が国や東電に放射能対策を求める」というところまで動かすことが出来ました。
震災直後に公共広告機構(AC)が、「思いは見えないけれど、思いやりは見える」というCMを流しましたが、「不安や心配する思いはあるけれど、学校(保育所)には直接言えない・・・」という方いませんか?まずは言葉に出して思いを伝えてみましょう。全てはそこからです。伝えたけれど動かなければ、その時に次の対策を考えましょう。
私も、「現場での市の方針の徹底」に今後とも目を光らせていきます。・・・だいたい「市の方針」もまだ過渡期・途中の段階ですから、その充実についても同時に目を光らせていきます。(とくにあの独自基準・・・0.3μSv/hっていう計算がそもそも・・・ブツブツ)
出張測定は、測定器の整備のため、受付を中止しています。整備が完了次第、再開しますのでしばらくお待ち下さい。
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測定結果地図はこちらをご覧下さい。これはgooglemapに各自治体が公表した測定値をプロットしたもののようです。(私が作成したものではありません)
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一般質問の録画中継がインターネットでご覧いただけます。
さて、ようやく市の放射能汚染に対する方針が独自基準とともに明確化し、いよいよ本格的に各保育所や学校で放射線対策が始まります。
ただしここで気をつけなければならないことは、「ただ待っているだけでは始まらない可能性がある」ということです。
放射能問題に限ったことではありませんが、例えば保育所、例えば学校などに対して、「思いを伝える」「声を上げる」ということがとても重要で、それによっては各施設の取り組みに大きな開きが生じてくることが考えられます。
・・・この問題、実は「労働基準法」と「職場」のような構図なんです。
多くの労働者たちの運動により、「労働基準法」で8時間労働やサービス残業の禁止などのルールが定められました。
しかし実際の「職場」では、8時間どころか10時間、12時間、それ以上の労働が強いられ、サービス残業など日常的・・・こんな状況があると思います。
森首相(当時)などは「本人の熱意の部分もあるから、サービス残業はすべてが悪いとはいえない」と国会で答弁。官僚があわてて「サービス残業は法律違反です」と耳打ちし、首相が「サービス残業は法律違反だ」と答弁し直した、という一幕があったくらいです。
結局、違反すると罰則まである法律が定められても、現場ではそれが必ずしも守られない・・・だからこそ、「職場」ではその権利を守るために労働組合などがつくられ、労働者の権利を守る運動が取り組まれることになります。
今回の放射能問題も、多くの市民の声や議会質問などの取り組みにより、「市の放射能対策の方針」がつくられました。
しかし実際の「現場」では、すぐに対策に乗り出すところも、回りの様子を見るところも、まったく取り組む様子がないところもあると思います。「保護者から心配の声がまったく上がってこないので、ウチはこのままでいい。対策に動くことで逆に不安を煽りたくない」こんな考えの施設もあるくらいです。(労働基準法と違い、市の方針は法律ではありませんし)
市立保育所はこれまでも一律に様々な放射能対策を進めてきました。今後も同様に積極的かつ一律の動きが期待できます。
しかし学校については本当に対応はまちまちのようです。これは学校と教育委員会との関係にも原因の一つがあります。
学校は校長先生をトップにした「一つの経営体」という考え方があるようです。とくに、「特色ある学校づくり」を進めてきた松戸市の場合、「自分たちの学校のことは自分たちで判断する」という理念が強く働くことがあるのかも知れません。
もちろん、そうした考えがよい結果を生むことは多分にあると思います。しかしそれは同時に、「放射能問題で、教育委員会が○○と言った」としても、必ずしも全ての学校が自動的に「右へならえ」とはならない、という結果にもつながります。
まして、放射線が「全校で同じ数値」というワケではありませんから、対応が異なってくるのも当然です。(校長先生には教育委員会の幹部たちが就任することが多く、教育委員会の職員からすれば、元の上司たち・・・という事情も・・・?)
ここで問われてくるのは「保護者力」です。「職場」で労働者が立ち上がるように、「保育所や学校」では保護者(市民)が試されています。
これまでは具体的な方針が示されていませんでしたので、「現場での判断のしづらさ」という事情はあったと思います。しかし数ヶ月間の市民と議会の取り組みにより、ようやく方針が示されました。あとはこれをどうやって「現場で実現させるか」です。
つい数ヶ月前まで「松戸の数値は市原や新宿の数値と同じくらい」「デマに惑わされないように」という世間一般の認識を私たちは覆し、時間はかかりながらも松戸市はもちろん「東葛6市が国や東電に放射能対策を求める」というところまで動かすことが出来ました。
震災直後に公共広告機構(AC)が、「思いは見えないけれど、思いやりは見える」というCMを流しましたが、「不安や心配する思いはあるけれど、学校(保育所)には直接言えない・・・」という方いませんか?まずは言葉に出して思いを伝えてみましょう。全てはそこからです。伝えたけれど動かなければ、その時に次の対策を考えましょう。
私も、「現場での市の方針の徹底」に今後とも目を光らせていきます。・・・だいたい「市の方針」もまだ過渡期・途中の段階ですから、その充実についても同時に目を光らせていきます。(とくにあの独自基準・・・0.3μSv/hっていう計算がそもそも・・・ブツブツ)
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出張測定は、測定器の整備のため、受付を中止しています。整備が完了次第、再開しますのでしばらくお待ち下さい。
これからどんな目で見られてもいいから子供を守りたい一心で園長先生とお話したのですが・・・
実は私たちのように考えている保護者が実はたくさんいたらしく、園長先生も考え出してくれていました。ただ、今は幼稚園協会の方針とやらがあるので勝手には動けないと(先日、松戸市の方針が出たので多少動きが出てくるとは思いますが)。
やはり、勇気を出して一歩踏み出すことはとても重要だと思います。これを機に松戸市民全体で動いていきたいですね!
先週から教育委員会の方針を確認し、学校に対応を求めましたが、足に傷のある者は靴下を履いても良い、マスク着用可ということまでは取り付けました。
子どもはやりたい気持ちがありますから中途半端な対応でなく、「伝統」より生徒の安全を守って欲しいと思います。
明日校長の意思をもう一度確認するつもりです、
被曝の危険にさらしてまで裸足でセシウムの絨毯の上で組体操ダンスを行う覚悟なのかと。
勇気のある行動、敬服します。
かならず報われると思います。
松戸市が乗り出した以上、必ず幼稚園も動き出すと思います。
一緒にがんばりましょう。
隣の相模台小学校では一部除染が実施されましたが、一中はまだなのですね。
春にウチの地元の小学校でも運動会が行われましたが、そのときよりもはるかに放射能問題に対する認識が拡がっているはずですので、現場でより慎重な判断がされるとよいのですが。
ただHPを見ても連絡先が書いていないので、私は市役所の子育て支援課に電話して、幼稚園協会に意見を伝えてもらっています。
元締めが動くと、各幼稚園も動きやすくなると思います。
早速子育て支援課に連絡入れました。
お隣の柏市では幼稚園の除染が終わったそうですね。松戸市も一刻も早い実施を願いたいです。
年間目標は「屋外100%」で計算しているのですが、これを1時間当たりに直す時は「屋外1/3、屋内2/3」で計算しています。「屋外100%」で揃えるのであれば、0.19μSv/h(野田市と同じですね)、「屋外1/3、屋内2/3」で揃えるのであれば、1.384mSv/年、0.26μSv/hということになるような気がします(小学校レベルの算数です)
そもそも論で言えば、「原状復旧」が基本であり、福島県も含めて、自然放射線のレベルに戻すべき、1mSv/年は「我慢の上限」とも思えるのですが...
私の一般質問、ご覧いただけましたか?
44分20秒のあたりから、この0.3μSv/hという数値について「0.263μSv/hではないか」という指摘をしています。
市の明らかな計算ミスなのです。これから問題になるかも知れません。
・・・が、仰るとおりで0.26μSv/hでも高いので、現状復旧のために基準値の不断の見直しを求める質問をしたところです。
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平成23年9月11日付け市長直通メールにてお問い合わせのありました指標値につきまして環境保全課より回答いたします。
本市の放射線に係る自然被ばく量等の考え方は、今回ご質問いただきました8月30日発表「放射線被ばく線量低減のための松戸市としての指標値」のとおりとなっております。
○○様の質問の内容につきましては、現在のところ考慮いたしておりませんが、頂いた内容につきましては、今後の状況を見据え、基準となる値の見直しをしていく中におきまして、貴重なご意見及び有用な参考事項として受け止めさせていただきます。
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一般質問の市側の答弁でも、(国の方針決定を横目に見ながら?)今後の見直しの可能性は排除していないような趣旨でしたので、期待をしながら、市側の対応をウォッチしていきたいと思います。