早朝、目が覚める。
実質この日だけが、カターニア観光できる唯一の日となってしまった。
※あちこち行き過ぎです
朝飯はスーパーで購入したサラダと生ハムを。
※さすがに毎日甘ったるいパンは無理
サーモンも別メーカーにしてみたが、これまた旨かった。
パルマ産生ハム(高級)
幸せ……❥(^^)❥
幸せ……❥(^^)❥
朝のメイン通りはわりと空いているんだけど、それでも活動する人は多くいます。
カターニアは巨大な朝市が複数箇所あるので、その準備の為、車や人が移動している感じ。
私達は一路、“魚市場”を目指してアパートを出発しました。
カターニアの魚市場はとっても有名なんですよね。
大阪で言うところの黒門市場?
東京なら築地……?
Google先生の言う事を聞き、真っ直ぐ歩いていたら、小汚い細い路地※に差し掛かりました。
※Via Caramba Gianbattista
誰かが描いた落書き?(芸術か?)を見ながら進んでいたんですが……
👷♀工事による通行止めが発覚。
結局Uターンし、比較的綺麗な道(ジョヴァンニ・ディ・プリマ通り)を歩くことに。
まあ、ユニークな絵が見れたから良かったかな。←無理やり前向き
11月の朝は肌寒いカターニアですが、昼は一気に気温が上がるので、服装はよく考える必要があります。
軽めの羽織物は必須。
“Basilica della Collegiata”
坂道を避けつつ(笑)
歩いていると……
大きな広場に出ました。
Cathedral of Sant'Agata
これまた立派な大聖堂ですね。
これまた立派な大聖堂ですね。
実は地震により倒壊。何度も建て直されたんですがその時、足りない材料を補うためエトナ山の灰や溶岩石を利用したそうです。
※現在の教会は18世紀のもの
通りからチラっと見えるエトナ山も美しい。
🐘Fountain of the Elephant𓃰
実のところ、象はカターニアのシンボルなんです。
ドゥオーモ広場の中心にあるこちらの噴水はLiotru(リオトル)と呼ばれ住民に愛されているそうな。
この象さん、ローマ時代の赤色花崗岩で造られたみたい。
そんでもって後々、エジプトから運んできたオベリスクと合体させたんですねー。
一番上にはカターニアの守護聖人、聖アガタ像の冠とユリの葉が乗ってるんだけど………あんまり見えないわ。
ツギハギっちゃそれまでですが、これも歴史や芸術の積み重ねです。
さて、教会の中へ入ってみましょう。
※無料
後々知ったんですが、この教会の土地には以前、大浴場があったんです。
❇古代ローマ時代のアキリアン浴場❇
その痕跡を見学することも出来たのに、残念ながらこの時は知らなかった😅
中に入ると、さすが!
想像を裏切らない立派な聖堂です。
大声で叫んだら響くだろうな〜。
Cappella di Sant'Agata
✴聖アガタの礼拝堂✴
❇Maria Corredentrice❇
❇Maria Corredentrice❇
なかなかに美しい絵画ですね。
Emanuele Di Giovanniという有名な画家の作品です。
❅大司教Aemilii Ferraisの墓❅
主祭壇……さすがにすごいな。
首が疲れる。
唖然とする美しさ。
この空気感はある意味恐怖かも。
↑
作曲家ベッリーニの墓がありました。
さすがここまでの偉人ともなれば、大聖堂の中に墓を作ってもらえるのか。
にしても……33歳でお亡くなりになったんですね。早すぎます。
教会から出て左を見ると、Porta Uzedaがあります。
✴Porta Uzeda✴
溶岩石と大理石のミックスで造られているため、こちらも美しいコントラストですね。バロック建築の美が表現されています。
お!ここにも象さんが。
猫ちゃんにも出会いました。
やった!なつっこい!
主人萌え悶えてる。
広場の片隅にある噴水。
❋Fontana dell’Amenano❋
そしてこの向こう側が魚市場です。
続く……