「鋼の錬金術師」◆
第47話「戦場の少女」
うおおおおーーーーーーー!!!
「荒川弘は容赦が無い」
容赦無いよ!本当に、容赦が無い。すげえ・・・・・・。
「戦う場に女性が出て行くのって抵抗あるじゃないですか。危ない目にあわせたくないっていうか」
増刊鋼の錬金術師(平成15年12月28日発行)収録インタビューでの荒川先生談話。
だから戦う場に女性を出さない。わけではなく。
それでも、この展開を。
えっ、もしかしてこのインタビューで言っていた「女の子の新キャラ」って、メイじゃなくてランファンだったんだろうか?!いや、メイのことだろうけど、でも、この時の先生の頭ん中にもうこの展開が準備されていたのだとしたら。
すげえ。
容赦無い。
てなわけで。
もう一回、叫ばせて!
うおおおーーーーー!ランファンーーーーーーーー!!
彼女は無事だ、と、先月号で思わせて。
まさか、まさか!と恐怖がせり上げてくる。
この場面展開!
上手い!上手いよう。すげえよう!!
ひたひたと追うブラッドレイ。
一発で逃げられるなんて、そんな甘いはずがない。
「馬鹿なことを考えるな!やめろ!」
ドン!
で場面展開。アルとスカーへ。
「何やってんだあいつは!!」
あいつ、リンを追うブラッドレイの、スピードが上がって。
手。血。
バカァン!とマンホールを蹴り上げて宙を舞うリン。身一つ。
まさか、まさか!
「捕ったぞホムンクルス!!」
でも私たちはホムンクルスの恐ろしさを知っている。ラストvs大佐で思い知らされている。
犠牲無しにエドサイドが勝利できるはずがない。
手。血。
そんな、まさか、やっぱり!?
「・・・見事なり!!」
ページをめくって。
切断された腕。
締めコマ。「どうだ・・・出し抜いてやったぞ化物め・・・・・・!!」
すげえ。
兄弟VSスカーのスピード感がたまらない!
エドの身の軽さ。
スカーは強い、と改めて感じる迫力。
兄弟の連携。
そしてひたすらシリアスなリンvs大総統サイドと違い、「うおっ!当たった!」完璧に強い、わけではないエドだからこその軽みが、効いている。
「バカ兄!!何やってんだよ!!」
「兄さんはいつもうかつ過ぎるんだよ!」
アルの台詞がいい!言われてるエドの顔がいい!
「不自由であることは不幸であることとイコールじゃない。哀れに思われるいわれは無いよ!」
アルの台詞が、いい。
とってつけたよう?ううん。読者メインは中学生。はっきり示す必要がある時は、はっきり言わせて伝えるんだ。
ウィンリィ。撃たなくてよかった。
誰かが助けに入るわけじゃなく、幸運が振ってくるわけじゃなく、兄弟とウィンリィだけであの場面を乗りきったのが、よかった。
生身の左手と機械鎧の右手が、一本一本、銃を握る指を外していく。
よかった。
勝利はした。
でも、じゃあ、どうなるんだろう。
大佐が指示した郊外の空き家。そこに行くのだとしても。
グラトニーを、どう扱うんだろう。
大総統がホムンクルスだと、エド達は知る。大佐も。
それで、どうする?
ホムンクルス側の逆襲が必ず待っている。
荒川弘は容赦が無い。
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第47話「戦場の少女」
うおおおおーーーーーーー!!!
「荒川弘は容赦が無い」
容赦無いよ!本当に、容赦が無い。すげえ・・・・・・。
「戦う場に女性が出て行くのって抵抗あるじゃないですか。危ない目にあわせたくないっていうか」
増刊鋼の錬金術師(平成15年12月28日発行)収録インタビューでの荒川先生談話。
だから戦う場に女性を出さない。わけではなく。
それでも、この展開を。
えっ、もしかしてこのインタビューで言っていた「女の子の新キャラ」って、メイじゃなくてランファンだったんだろうか?!いや、メイのことだろうけど、でも、この時の先生の頭ん中にもうこの展開が準備されていたのだとしたら。
すげえ。
容赦無い。
てなわけで。
もう一回、叫ばせて!
うおおおーーーーー!ランファンーーーーーーーー!!
彼女は無事だ、と、先月号で思わせて。
まさか、まさか!と恐怖がせり上げてくる。
この場面展開!
上手い!上手いよう。すげえよう!!
ひたひたと追うブラッドレイ。
一発で逃げられるなんて、そんな甘いはずがない。
「馬鹿なことを考えるな!やめろ!」
ドン!
で場面展開。アルとスカーへ。
「何やってんだあいつは!!」
あいつ、リンを追うブラッドレイの、スピードが上がって。
手。血。
バカァン!とマンホールを蹴り上げて宙を舞うリン。身一つ。
まさか、まさか!
「捕ったぞホムンクルス!!」
でも私たちはホムンクルスの恐ろしさを知っている。ラストvs大佐で思い知らされている。
犠牲無しにエドサイドが勝利できるはずがない。
手。血。
そんな、まさか、やっぱり!?
「・・・見事なり!!」
ページをめくって。
切断された腕。
締めコマ。「どうだ・・・出し抜いてやったぞ化物め・・・・・・!!」
すげえ。
兄弟VSスカーのスピード感がたまらない!
エドの身の軽さ。
スカーは強い、と改めて感じる迫力。
兄弟の連携。
そしてひたすらシリアスなリンvs大総統サイドと違い、「うおっ!当たった!」完璧に強い、わけではないエドだからこその軽みが、効いている。
「バカ兄!!何やってんだよ!!」
「兄さんはいつもうかつ過ぎるんだよ!」
アルの台詞がいい!言われてるエドの顔がいい!
「不自由であることは不幸であることとイコールじゃない。哀れに思われるいわれは無いよ!」
アルの台詞が、いい。
とってつけたよう?ううん。読者メインは中学生。はっきり示す必要がある時は、はっきり言わせて伝えるんだ。
ウィンリィ。撃たなくてよかった。
誰かが助けに入るわけじゃなく、幸運が振ってくるわけじゃなく、兄弟とウィンリィだけであの場面を乗りきったのが、よかった。
生身の左手と機械鎧の右手が、一本一本、銃を握る指を外していく。
よかった。
勝利はした。
でも、じゃあ、どうなるんだろう。
大佐が指示した郊外の空き家。そこに行くのだとしても。
グラトニーを、どう扱うんだろう。
大総統がホムンクルスだと、エド達は知る。大佐も。
それで、どうする?
ホムンクルス側の逆襲が必ず待っている。
荒川弘は容赦が無い。
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ランファン凄かったですね。戦場に女性を出して、なおかつああいう場面をサクッと描いてしまう。思い切りがよくて、すごい。
大総統がホムンクルスだということもエドたちにばれそうだし、これからの展開、気になりますね。
凄かったですよねー!誰も彼もがものすごく、強い。
ウィンリィがエド達の危険やスカーのことを知り、エド達は自らの国の最高権力者が人造人間だと知り、その上でどんな話を展開するのか。ドキドキです~。