ネタバレです。短いです。
えーん、早く感想書かないとすぐ21巻発売になっちゃうよっ!(嬉しい悲鳴)
てな訳でちょびっとずつですが感想を。
ネタバレ回避スクロール。
ホーエンハイムが「お父様」(ホーにとっては「あいつ」)を、「壊す」と言うのは、あえて彼を「生き物」と思わないようにしている、からかなあ。
でも、エドには絶対、彼は殺せない。それだって多分、ホーエンハイムは分かってる(と思うけど、とーちゃんは肝心なとこでボケてっからちょっと不安;)
だからホーエンハイムは、フラスコの中の小人に、名前をつけてやればよかったんだ。
小人は無邪気で残酷で、ホーエンハイムには「なついて」いたんだから。
エドとアルという名前をつけたのは、ホーエンハイムなのかなあトリシャなのかなあそれとも他の誰かなのかなあ。トリシャはホーをホーエンハイム、とは呼んでいなかったんだろうなきっと。それは与えられた名だからホーエンハイムにとっては誇りじゃないから。
あなた、って呼んでたんだろうな。あなた、って呼んでほしいとか言ってみたりしちゃったりしたのかな?うひひ。
あれ?ガンガン感想じゃありませんよ?
えっと戻って戻って。
オリヴィエが刀を抜く場面!
居合。
ヒュ カッ ゴリン の文字、右から左に流れる動作!
まず、切られた!そしてその後に、刀を抜いたことに気付く、そのスピード!
そして落した拳銃を拾って突きつける、下のコマ。こっちは左から右。
マンガって右から左に流れるから、逆に左から右への動作は「停止」の印象を強めるんだよね。
マンガのセオリーをよくよく知っての、この見開き。
上手い!
色々上手いから107ページのアシさんのミスが気になる~!
そこはフェンスじゃなくて柵なんです!次ページの同アングルと窓の明りの位置までちゃんと合ってるのに、なぜに間違えたんでしょう。
植え込みトーンを削るの大変だけどちゃんと描いてくださいー(T_T)
上手いといえば、最後のコマ。
このコマ、誰も顔が無いんです。
前コマでキンブリーとセリムの顔が描かれてるから、普通なら最後のコマはアルの表情が描かれるんですね。(例えばこれがエドだったら・・・って見てみて?)
けれど、アルの頭は無い。
でも、アルがどんな表情をしているのか、容易に想像できる。
これは読者はマンガの「お約束」を分かってて、その既視感の上に、荒川先生が絵を乗せているから。(うおお!わかりにくい説明でスマン!)
これがドラマだと、この構図は想像しにくい。カメラを流して各人物の配置を説明できるし、だいたい、こんなローアングルにカメラを置くって、よほど画像にコダワリがないと普通やんない。(と、思う。)
だからこれは「マンガ」の表現だ。
アルが好き。
怯えないところが。血印が剥き出しなのに、拳を握り、向かう姿勢を取るところが。
アルが好き。
アルを鎧だけで描くことで、荒川弘先生のマンガへの挑戦が、はっきりと見えるところが。
再び、アルは頭無しで描かれていくんだろうか?
頭も無い鎧、で、どこまで読者に通じるか、という荒川弘の挑戦が続くのかしら。
ここがアニメになったなら、どんな演出になるんだろう!どう動画に落していくんだろう?!
うふふふ。
オタな楽しみ方でごめんよー!
感想、また続きます~(フツウの感想書こうぜ・・・)
TB ブログ村
えーん、早く感想書かないとすぐ21巻発売になっちゃうよっ!(嬉しい悲鳴)
てな訳でちょびっとずつですが感想を。
ネタバレ回避スクロール。
ホーエンハイムが「お父様」(ホーにとっては「あいつ」)を、「壊す」と言うのは、あえて彼を「生き物」と思わないようにしている、からかなあ。
でも、エドには絶対、彼は殺せない。それだって多分、ホーエンハイムは分かってる(と思うけど、とーちゃんは肝心なとこでボケてっからちょっと不安;)
だからホーエンハイムは、フラスコの中の小人に、名前をつけてやればよかったんだ。
小人は無邪気で残酷で、ホーエンハイムには「なついて」いたんだから。
エドとアルという名前をつけたのは、ホーエンハイムなのかなあトリシャなのかなあそれとも他の誰かなのかなあ。トリシャはホーをホーエンハイム、とは呼んでいなかったんだろうなきっと。それは与えられた名だからホーエンハイムにとっては誇りじゃないから。
あなた、って呼んでたんだろうな。あなた、って呼んでほしいとか言ってみたりしちゃったりしたのかな?うひひ。
あれ?ガンガン感想じゃありませんよ?
えっと戻って戻って。
オリヴィエが刀を抜く場面!
居合。
ヒュ カッ ゴリン の文字、右から左に流れる動作!
まず、切られた!そしてその後に、刀を抜いたことに気付く、そのスピード!
そして落した拳銃を拾って突きつける、下のコマ。こっちは左から右。
マンガって右から左に流れるから、逆に左から右への動作は「停止」の印象を強めるんだよね。
マンガのセオリーをよくよく知っての、この見開き。
上手い!
色々上手いから107ページのアシさんのミスが気になる~!
そこはフェンスじゃなくて柵なんです!次ページの同アングルと窓の明りの位置までちゃんと合ってるのに、なぜに間違えたんでしょう。
植え込みトーンを削るの大変だけどちゃんと描いてくださいー(T_T)
上手いといえば、最後のコマ。
このコマ、誰も顔が無いんです。
前コマでキンブリーとセリムの顔が描かれてるから、普通なら最後のコマはアルの表情が描かれるんですね。(例えばこれがエドだったら・・・って見てみて?)
けれど、アルの頭は無い。
でも、アルがどんな表情をしているのか、容易に想像できる。
これは読者はマンガの「お約束」を分かってて、その既視感の上に、荒川先生が絵を乗せているから。(うおお!わかりにくい説明でスマン!)
これがドラマだと、この構図は想像しにくい。カメラを流して各人物の配置を説明できるし、だいたい、こんなローアングルにカメラを置くって、よほど画像にコダワリがないと普通やんない。(と、思う。)
だからこれは「マンガ」の表現だ。
アルが好き。
怯えないところが。血印が剥き出しなのに、拳を握り、向かう姿勢を取るところが。
アルが好き。
アルを鎧だけで描くことで、荒川弘先生のマンガへの挑戦が、はっきりと見えるところが。
再び、アルは頭無しで描かれていくんだろうか?
頭も無い鎧、で、どこまで読者に通じるか、という荒川弘の挑戦が続くのかしら。
ここがアニメになったなら、どんな演出になるんだろう!どう動画に落していくんだろう?!
うふふふ。
オタな楽しみ方でごめんよー!
感想、また続きます~(フツウの感想書こうぜ・・・)
TB ブログ村
以前はコミックス派だったのですが、こちらにお世話になってからは本誌を買い続けてます。鋼以外は全く読まないんで、すごく割高です^^;
ところで、最後のシーン、ハインケルはどうなってしまうんでしょうか?
フラグ消えたかと勝手に思ってたのに
タテガミをエドに自慢するシーンが人間の姿の時とギャップがあって好きでした
って、まだわからないですよね、マルコーさんがそばに残ってるし
しかしアル、マルコー、ヨキ?VSプライド、キンブリーかぁ、分が悪いなぁ
マルコーさんは石を治療に使えるけど、例のキンブリーが落とした石はゴリウスさんが、まだ持ってるはずですよね?
(まだ伏線回収されてないですよね?)
あぁ、次が待ち遠しい!
長々と、取りとめもないことをすみませんでした。
私のブログがきっかけで雑誌派に?うれしいです~♪ たしかに割高ではありますが(笑)、この原稿をほんの2週間前に荒川先生が描いていたんだ…!とか思うと、それだけでモトが取れます!(<人はそれを重症と呼ぶ)
ハインケルさんは大丈夫だと思います。マルコーさんがいるし。賢者の石が無くても応急手当くらいはできるはず。
そして、賢者の石はまだゴリさんが持ってると思います。ゴリさんはキンブリの部下だったから賢者の石を知っていて、そして今は拾ったことを忘れてる、と。
だから、ゴリさんはこれからもエドの側に配置されると思います。いざ、という時、賢者の石という選択肢を主人公に突き付けるために。あのパーティーが個別行動を取ることになっても、ゴリと豆はセットで動く。それはエドの側には常に、鎧とか豪腕とかともかくでかいのを配しておきたい!という荒川先生の趣味だけではないのです…たぶん。
と、私は思っているのですが、さて、どうでしょう??
コメントありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いいたします!
漫画というメディア視点の解説とか素敵です。
最後のコマのローアングルについて考えてみた
のですが、一晩中暗号でポコポコ殴られていた
アル自身の頭からの視線なのではないでしょうか?
それと同時にふと疑問が。。。頭のとれたアルって、
どこから世界を見てるのでしょう?(笑
過去アルの頭が取れたシーンをチェックしなくてはっ・・・。
マンガ視点の話を横書きでやると、文字が→方向に流れるから、←向きに流れるマンガ解説は、実にわかりにくいですね~(汗
アルは、頭が取れた状態だと、胴体から見てると思います。フキダシも胴体から出てるし、バラバラにされて運ばれているときは背中側から・・・つまり、必ず血印から台詞が出ています。だからきっと「見る」のも胴体から。ただ、頭をつけている時は、長年の習慣として「目」で見ているんだと思います。セントラルのホテルで受話器を顔の横に当てていたのも、かつての習慣、または人間らしい=中に人が入っているように見える振舞いを、習慣付けているからだと思います。
わー長々と語ってごめんなさい。だってアルが好きで・・・!
コメント、ありがとうございました!