鋼の錬金術師 第66話「雪の女王」感想。
07年8月発売予定コミックス17巻相当雑誌ネタバレ含みます。
今月はバトル!お気楽に読めました~♪
こんなに気楽なバトルシーン、いつ以来?・・・リン登場の8巻、VSランファンinラッシュバレー以来なんじゃん??
そしてお初の戦車バトル! けれど砲撃合戦じゃなくて、力比べと知恵で勝つ、ってな肉弾戦アクションのパターンなところが、うふふ~荒川先生だわ~♪
さて。
今月の、うおー上手いぜ!って思ったところ。
最初の、ヨキ。
や、ヨキが上手いんじゃなくってね。(笑)
あのさ、先月があの、見開きに、地下のスロウス、そしてエドの足元にヒビ!ってところで終わってさ。
今月号。
普通、スロウスがどがーっ!と出てきてうわーっ!て所から始まると思うじゃん?タイトルページの見開きの絵。あれを期待するじゃん?
けど、そうしない。
あのさ。この話って、17巻の冒頭に当たるんだよ。
いつもすっごい密度の単行本、4ヶ月も間が開いて、さて前の巻は何だっけ?ってな感じで新刊手に取るんだよね、普通の読者さんは。
そこで、ヨキとスカーでもってキンブリー戦とマルコー&メイを説明し、オリヴィエらでキンブリー出所から今病院にいることまでを説明して、それからタイトルページ、スロウスどがーっ!うわーっ!に行く。
まるでアニメのアバンのように、「これまでお話は~」をやる。それも、話の流れを逆行させずに。効率よく。
いや、上手い!
あとはもー、オリヴィエ姐さんが強くて格好良くて、『ブリッグスの仲間たち』の息の合ったところを見せて、さすが牛様北国育ち!ってな展開でスロウスを仕留めて。
きゃーお格好イイー!!
あと、今月号でいいのはさあ。
でかぶつスロウス。アルとタメ張るでかさのバッカニア。ハボより実は背が高いファルマン。そしていつもどおりのアル。
このメンツに囲まれて、エドのちっこいこと!いやんもーカワイイ~vvvv
ところでさ。こうなると。
つい比較しちゃうよね。
部下を解散させられた、ロイ・マスタング大佐と、さ。
520センズの約束でもって、エドの目的と並列に置かれた、マスタングの野望。
その手前に、「真っ黒」な軍上層部だけではなく、こんなサイコーに信頼できる司令官を置く。この荒川先生のバランス感覚!いやもう、痺れます!!
部下を捨てられないマスタング。
部下は駒でしかないブラッドレイ。
少ししか守れないマスタング。
全て私が守るオリヴィエ・ミラ・アームストロング。
「私は非力な人間だ」とマスタングは言うけれど、オリヴィエは逆立ちしたってそんな台詞、吐きそうに無い。
普通に上に立つに相応しい人材というなら、オリヴィエだろう。
けれど、マスタングは「大人側」の主人公であるから、最終的にはマスタングがオリヴィエより上に行くはず。そこに、荒川先生がどんなロジックを展開するのか。
それが楽しみ!!
ところで。
こんな風に、いい仲間達って、いたよね。
東方司令部マスタング組。
グリードとデビルズネストの野郎ども。
一人一人を活き活き描いて、ぐっと読者を引き込んで、イイ奴らだよね大好きだ!に、しておいて。
彼らは、どうなった?
だからきっと、こんなイイ場面で一話丸まる使うのは、その後に、何かが待っているからだ。
そうだ。私たちは知っている。
荒川弘は、容赦が無い。
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07年8月発売予定コミックス17巻相当雑誌ネタバレ含みます。
今月はバトル!お気楽に読めました~♪
こんなに気楽なバトルシーン、いつ以来?・・・リン登場の8巻、VSランファンinラッシュバレー以来なんじゃん??
そしてお初の戦車バトル! けれど砲撃合戦じゃなくて、力比べと知恵で勝つ、ってな肉弾戦アクションのパターンなところが、うふふ~荒川先生だわ~♪
さて。
今月の、うおー上手いぜ!って思ったところ。
最初の、ヨキ。
や、ヨキが上手いんじゃなくってね。(笑)
あのさ、先月があの、見開きに、地下のスロウス、そしてエドの足元にヒビ!ってところで終わってさ。
今月号。
普通、スロウスがどがーっ!と出てきてうわーっ!て所から始まると思うじゃん?タイトルページの見開きの絵。あれを期待するじゃん?
けど、そうしない。
あのさ。この話って、17巻の冒頭に当たるんだよ。
いつもすっごい密度の単行本、4ヶ月も間が開いて、さて前の巻は何だっけ?ってな感じで新刊手に取るんだよね、普通の読者さんは。
そこで、ヨキとスカーでもってキンブリー戦とマルコー&メイを説明し、オリヴィエらでキンブリー出所から今病院にいることまでを説明して、それからタイトルページ、スロウスどがーっ!うわーっ!に行く。
まるでアニメのアバンのように、「これまでお話は~」をやる。それも、話の流れを逆行させずに。効率よく。
いや、上手い!
あとはもー、オリヴィエ姐さんが強くて格好良くて、『ブリッグスの仲間たち』の息の合ったところを見せて、さすが牛様北国育ち!ってな展開でスロウスを仕留めて。
きゃーお格好イイー!!
あと、今月号でいいのはさあ。
でかぶつスロウス。アルとタメ張るでかさのバッカニア。ハボより実は背が高いファルマン。そしていつもどおりのアル。
このメンツに囲まれて、エドのちっこいこと!いやんもーカワイイ~vvvv
ところでさ。こうなると。
つい比較しちゃうよね。
部下を解散させられた、ロイ・マスタング大佐と、さ。
520センズの約束でもって、エドの目的と並列に置かれた、マスタングの野望。
その手前に、「真っ黒」な軍上層部だけではなく、こんなサイコーに信頼できる司令官を置く。この荒川先生のバランス感覚!いやもう、痺れます!!
部下を捨てられないマスタング。
部下は駒でしかないブラッドレイ。
少ししか守れないマスタング。
全て私が守るオリヴィエ・ミラ・アームストロング。
「私は非力な人間だ」とマスタングは言うけれど、オリヴィエは逆立ちしたってそんな台詞、吐きそうに無い。
普通に上に立つに相応しい人材というなら、オリヴィエだろう。
けれど、マスタングは「大人側」の主人公であるから、最終的にはマスタングがオリヴィエより上に行くはず。そこに、荒川先生がどんなロジックを展開するのか。
それが楽しみ!!
ところで。
こんな風に、いい仲間達って、いたよね。
東方司令部マスタング組。
グリードとデビルズネストの野郎ども。
一人一人を活き活き描いて、ぐっと読者を引き込んで、イイ奴らだよね大好きだ!に、しておいて。
彼らは、どうなった?
だからきっと、こんなイイ場面で一話丸まる使うのは、その後に、何かが待っているからだ。
そうだ。私たちは知っている。
荒川弘は、容赦が無い。
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こんばんは!
いつものとおり、週末なのでお気に入りブロガーさんをめぐっておりまして、るんるんで歌猫さんの記事を読んでおりましたが。
そ…そうですよね。
増田組、デビルズネスト、すべて抹消されてますよね。ブラッドレイが直接出てきて。
今回の場合は、キンブリーなのかな。
南部には相当軽いノリで行っていましたが(グリードさんもいたしイズミの偵察もあったみたいだし)、また北部にも直接出てくるのかな。。
うう。
来月号怖いなー(汗)
ですが…
私としては、先月から叫んでいる、
「グラマンのじいさんプリーズ!」(笑)
確かにじいさんプリーズ!ですわよね~。そして私的にはホーエンハイムプリーズ!!しかしスロウスは単行本9冊分、キンブリーは10冊分、寝かしてしまう牛様ですもの。気長に待つしかありませんわ…(笑)
しかし、姉御と一枚岩の仲間たち。イイ奴等だけに怖くて怖くてなりません。マルコーの言う「次は北」お父様の狙いの舞台なら、何かが必ず起こるはず。あの要塞があれ程でかいのは、クライマックス直前バトルはでかい施設がぶっ壊れるとゆーB級映画のお約束のためなんじゃないか、とか…。(そして最後のバトルは主人公と宿敵の一騎打ち。このお約束もやりそうだ)
デビネス達をたった5話で始末しちゃえる荒川先生。この17巻を彼ら彼女らは生き抜けるのか。
本気で、怖いです。