歌猫Blog跡地

漫画「鋼の錬金術師」と荒川弘について語るブログ。更新終了しました。

66話感想続きみたいの

2006年12月21日 | ◆小ネタとか突っ込みとかつぶやきとか
コミックス17巻収録相当雑誌ネタバレ含みます。
だらだら書いてるだけの記事です~。まとまりなっしんぐー。

キンブリー。
やたら立ちまくったキャラだけど、まだ主人公と会ってないんだよね。
ブリッグス麓まで来てるけど、まだちょい距離がある。どういう流れで会うんだろう。
スカーとは、期待通りに出会った。
じゃあ、次は誰?

私は誰よりも、オリヴィエと会ってもらいたい!!
「大人の正論」を吐く者同士。緊張感のある場面が展開しそう~♪
もちろん構図はキン→オリ(笑) キンブリーはオリヴィエみたいなタイプが大好きだろうし、オリヴィエはキンブリーが生理的に大嫌いだろう(笑) 

キンブリとマイルズでは、面白くならなさそう。イシュバールの民の姿をした国軍士官と、殲滅した国家錬金術師って二人はシチュ的には美味しいけど。でも、もう葛藤を乗り越えたマイルズは、ちょっと言葉で煽っても動揺しないだろうから、キンブリの苛めっ子スイッチを押さないと思うのよねー。

ウィンリィと会っちゃったら?って心配してるブログも多いよね。ウィンがエドの寒冷地仕様機械鎧を持ってきて、イシュバールで写真を見ているキンブリーと会ってしまうという可能性。
ありえそうだけど、私は推さないなー。(いやお前が推すとか推さないとかじゃあないだろ)
だって、楽しくないもん。爆弾狂と小娘じゃ格が違いすぎ。ウィンぼろ負けしちゃう。
だからキンとウィンは会わない。それに牛様だってきっと、素直で可愛いウィンちゃんを、あんな毒のあるキャラと対面させたくないよ!(笑)
ここはね。もちょっと後、エドとウィンリィのセットなら、キンブリと会って欲しいなあ!苛めっ子キン助からウィンを守るエド。いやん青春v あ、これ本気で見たいかもー♪

けれど。
私が一番見たいのは。
キンブリーVSマルコー!!
天性の苛めっ子キンブリと、天性の苛められっ子マルコー。うわあ楽しそう~♪
賢者の石を持ってはいても、己の治療には使えないキンブリー。そこに「麓の病院に重症患者が!」と村人に助けを求められたマルコーが来てしまう。
赤い石を挟み、作った人間と使った人間が向かい合う。
マルコーはキンブリのイシュバールでの行いを知っていて、だが自分が手を施さなければキンブリーは死んでしまう。
「貴方も私も、軍の命令に従っただけです。そして、この石の力に魅入られ、道を踏み外した。同じですよ」
「ち、違う!」
「貴方の作ったこの石で、私は人を殺した。そして貴方はこの石で、私の命を救う。自然なことではないですか」
「違う!」
「そうですか?でも、貴方は医者でしょう?人の命を救うのが、医者の本分でしょう?違いま、す、か・・・?」
彼が生きればまた大勢の命を奪うかもしれない。けれど目の前の人間は一人の患者だ。どうする。どうする!
で、結局は。
やっぱ助けちゃうんだろーなー。
そんな弱~いマルコーさんが好きv
そんで、その治療で、マルコーの作った賢者の石は限界が来て壊れるの。ほっと肩の力を抜くマルコー。罪は償われた・・・の、か?
そこへ、もう一つの賢者の石を取り出すキンブリー。丸く赤い小さな石。
「そ、それは?」「ああ、これは」と、もったぶった間をおいて。
「貴方の下で、この石を研究していた者達ですよ」
がーん。マルちゃんショック!!
「さあ、傷の男の元に案内してもらいましょうか。否と言うなら、村がひとつ消えますよ」
そうして優柔不断なマルコーさんはまたうじうじ悩み、キンブリさんはツヤツヤイキイキ物語内を闊歩する。
なーんちゃって。

いやー、イヤな奴だねキンブリ(笑)。作者に愛されてるよねキンブリ(笑)。
だから最期はきっと、ものすごく惨めに終わるんだろうな。
物語上は鍵となる、でも本人にとっては不本意な、惨めで番狂わせで印象的な終わりを、迎えるんだろうなー。

スロウスよりも、キンちゃんのが気になる来月号。
でもやっぱり、一番気になるのは、ブリッグス城の気のいい奴ら。
イシュバールをあれだけ描いたということは、ドラクマとの戦争は起きないんだと思うけど。
でも。
コーヒー1杯100センズの医者の姉ちゃんが、少将のブーツで踏まれつつ戦車走らすあんちゃんが。
名前が出る前に、死んじゃったりしませんように・・・・・・。

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4 コメント

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キンブリ語り燃えました! (柳楽)
2006-12-22 23:18:54
キンブリーと聞いたら黙っていられないぜフォウ!
などと、無駄に盛り上がっているニワカキンブリーファンです。
歌猫さんのキンブリ語りは始めて読んだので、とても参考になりました。言わずもがな、彼の最期は壮絶で惨めに散るのは確定で(笑)それが楽しみで連載を読んでる鬼畜ファンです♪<・・・
ウィンリィと出会う可能性はかなり高そうな気はします。ただ、意地悪は一切せずに真実を伝えるだけで消えるんじゃないか、そんな気がします。あの戦場で唯一近親間の沸いた医者夫婦の娘ですもの。
彼は善悪で測りづらい、というより善悪という概念の外にいる人間なので、ええ!?と驚く紳士的な所を見せる・・・といいなと妄想してます。

あのとき抜き取った写真を今でも持っていて、「やっと渡すことができました」と血まみれの写真をウィンリィに渡したらいいな、そんなことになったらもう燃えに萌えるよ!!・・・などと勝手に悶えてやがります。
・・・ドリーム語りですみません・・・。

キンブリとマルコーの出会いはいつか必ずあるでしょうね。どんな形で出会うのか、・・・歌猫さんの説はかなりリアリティがありますね。読みは当たるかも?!
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コメントありがとうございます。 (歌猫)
2006-12-23 08:35:01
柳楽様こんにちは!
>血まみれの写真をウィンリィに渡したら
うわあ~!それイイ!いいですねえ!!くそう格好いいぜ&そんで気色悪ィぜ!(笑)キンブリっぽいですよねえ、そういうのも。
>意地悪は一切せずに
うん。もしウィンリィと会ったらバージョンも脳内に(笑) 
元気になったキンが病院で立ち往生しているウィンと会い「私はブリッグスから迎えの車がくる程の身分なんですよ。よろしければご一緒に?」キンは軍人では無いのでウィンも素直についてゆく。が、先にキンの正体を知っていたエドは二人連れを見て・・・!やー青春が好きなんですよ~(笑)
キンブリは誰に対しても紳士的態度なつもりなんですよね。ただ自分に正直すぎるがゆえにイヤな奴と(笑)。だから同じ苛めっ子キャラのエンヴィーとだと普通の会話になるとゆー。
キンブリに惚れる気持ち、分かりますよ~。グリードと同じく、エドやロイや主要人物らの持つ、温さ(ぬるさ)が無いんですよね。甘くない、びりりと辛い、だから痺れる!
さあ、彼はどんな風に物語をかき回してくれるんだろう。
コメントありがとうございました!
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マルコー先生の逆襲。 (コミケ行きの準備を進めてる「ど」の字)
2006-12-26 00:33:49
 しばらくぶりです。
 ついに今月号のガンガンが手に入らなかった「ど」の字です。
 何かまたもやキンブリーのネタで盛り上がってるみたいですね。

 キンブリーとマルコー、互いに一度面識があったきりの存在ですが、自分はちょっとした着目があります。
 この二人、「敗者」と「逃亡者」なんですよ……。
 キンブリーは己の欲求に負けており、一方マルコーは戦場の現実から逃げ出しています。
 この二人、どんな出会いをするかは楽しみです。

 しかし、この二人、戦力としては今やいい勝負するんじゃないでしょうか。
 イシュヴァール戦の時点では比較の段ではなかったでしょうが、キンブリーは長い牢獄暮らしで知性も肉体も磨耗していますし、逆にマルコーは様々な経験と何よりも『傷の男』の兄が遺した錬金術の書物解読中ということで色々な知識を吸収しつつあるはずですから。
 ラストを殺しかけた時の手並みから見ても、もはや自分を追う連中に手を下すのを躊躇うとは思えないですし(自分が生きていることが知られたら村ひとつ消されるわけですから、相当極端な手段に走る可能性もありそうです)。

 自分のやや突飛な予想では、キンブリー(もしかしたらエンヴィーも可能性あり)は「お父様」ばりの錬金術対抗力を体得したマルコー先生の逆襲で「消されて」しまうんではないかと思っています。
 キンブリーはマルコーに話したいことや見たい態度が山ほどありそうですが、マルコーにとってキンブリーは「消す対象物」ですから、出会い頭に吹き飛ばすということもあるかもしれません。

 まあとにかく。
 キンブリーにはあのままで突き抜けて彼岸へ一直線に走り抜けてもらいたいものです。


 あと、私事ですが。
 以前行けなかったコミケットの話です。
 自分、今年の冬は行けるようになりました。
 歌猫さんがコミケに参加できていることをささやかながら祈っています。

 とりとめもない乱筆乱文になりましたが、今回はこれで失礼します。
 よいお年を。
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コメントありがとうございます (歌猫)
2006-12-26 22:28:23
「ど」の字様こんにちは!
コミケ行けるんですか!うわー楽しみですねー。天気も晴れるみたいで(寒そうですが)良かったですね! 私はやはり行けないのですよ。残念ですが、諦めもついてます。ネットできるだけでも幸せなのさ~。
気にかけてくださってどうもありがとう!
さて、キンブリー。彼は己を「敗者」とは思っていないんじゃないかしら、と思うのですが、しかしマルコーとの再会はその因縁も含めて楽しみですよね!
私も弱虫マルコーの逆襲はすごく楽しみにしているんです!そう、姿かたちは女性であるラストを、一撃に殺そうとした、実は「軍人」なマルコー。お父様ばりの錬金術パワーは、おじさんが主人公を食ってしまっては少年漫画でなくなっちゃうので(笑)無いと思いますが、「ど」の字様おっしゃるように弱者が強者に勝利する、というのは有り得ると思います。なにせ鋼は「まさか」の展開ですもの!
主要キャラはもちろんのこと、其々の人生を生きる脇キャラ達の動向も目が離せない。来月号も楽しみです~♪
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