超音波<定在波制御>技術を開発
超音波システム研究所は、
オリジナル技術(超音波分散、超音波測定解析・・)による、
超音波<定在波制御>技術を開発しました。
超音波水槽内の伝搬状態について、弾性波動を考慮した解析で、
各種の振動状態(モード)を検出・検討しました。
その結果、定在波の制御が可能になり、
超音波洗浄、超音波攪拌、表面改質・・・目的に対して
効率良く超音波の状態を制御する方法を実現しました。
目的とする超音波の状態を音圧の測定・解析グラフにより
管理・調整・・・利用可能にしたシステム技術です。
複雑に変化する超音波の利用状態を、
音圧や周波数だけで評価しないで
「音色」を考慮するために、
時系列データの自己回帰モデルにより解析して
評価・応用しています
目的に応じた利用方法が可能です
28kHzと72kHzの超音波振動子の組み合わせにより実現します
例1:強い(音圧レベルの高い)キャビテーション効果の利用
例2:高い周波数の超音波(1MHz以上の高調波)の利用
例3:定在波による、キャビテーションと加速度の効果を
ミックス(ダイナミック制御)させた利用
例4:超音波攪拌・洗浄におけるナノレベルの
対象物を移動させるために定在波の効果を利用
・・・・・・・・・
参考