不整脈のトラウマに打ち勝って明るく前向きに生きる男の顛末記

明るく前向きに生きることで
不整脈とQOLをコントロールした男の生きざまを描く

裂肛による肛門狭窄回復術

2023-06-15 09:29:19 | 



塩川町御殿場公園の花しょうぶ


2023年6月14日 イチロクマルマル時。
いよいよ手術室に向かう。
執刀は先生、男性の助手(経験値獲得込み)、女性の看護師さん2名の計4名体制である。
まな板(手術台)に乗り、まずは下半身麻酔から。
なかなか狙ったところに入らないようで4回くらい刺される。
背骨に針刺されるっておとろしい。
まあ、肉布団も筋肉も厚いので先生も大変だったでしょう。
無理して半身麻痺とかは嫌なので慎重ウエルカムである。

麻酔が入ったのでお尻熱くなってきた?と聞かれたが、
座ることでケツにかかる圧力でよくわからん。
だが、次第に足先からじんわり温かくなってきた。
おお~っ!!。
この後、4時間くらいは正座で立つこともできない時くらいの足の痺れが続くが、
これがなんとも気色悪い。
5分くらいで下半身が熱くなったのでまな板にうつ伏せになる。
最終的な体制は足は広げてやや前傾姿勢といったところか。

ここでパニックっ毛のある方(はそもそも手術できないか)、
不整脈持ちで自分の心拍を感じるのが怖い方は要注意
胸の辺りの圧迫感で鼓動を強く感じるし、
心拍のピープ音が常に鳴り響いているので、
不安症の方は間違いなくドキドキと血圧が上がるだろう。
私の前に手術した方は痛みに弱い、緊張で夜眠れなかった
というチキンなおじさんだったが心拍血圧とも大変だったらしい。

えっ? 俺?
まあ、いつ止むかもわからない不整脈の恐怖や不快感。
脳幹に突き刺さる裂肛の激烈な痛みへの恐怖に比べたらねぇ。
それらに鍛え上げられたメンタルを舐めてはいけませんぜ。
この先、希望に満ち溢れた未来を手に入れるために必要な処置なのに、
なんで怖がったりビビったりせにゃ~あかんのよ。
心拍・血圧・精神状態とも平常通りでリラックスしてましたよ

麻酔の効き具合はケツの辺りに何かが当てられているとか、
強く押されたり引っ張られているというのを感じる程度で、
ピンポイントでどこがナニされてるというのはまるで分らない。
電気メスのシステムのCUTやCAOG?が光ってピーとかパーとか言うので、
あ~ 処置はしてるんだなとわかる。

先生たちの会話や、手足の血圧計の圧迫で適度に気が紛れるし、
大丈夫ですか?とか、お尻の穴が狭かったので大変だったねとか、
今広げて楽にしてあげるねとか声がかかるので、
緊張してヤバそうな方は、
それを自分を取り戻す機会にするといいだろう。

麻酔開始から28分、手術開始から20分しないうちに手術は完了。
懸案だった尿カテも感覚が全くない状態で行われたので平気の平左。
ストレッチャーに乗せられ天井を見たまま女性に運搬されるのは、
2回目とはいえ何とも歯がゆい。

次第に麻酔が切れてくると痛みが出てくるが、
裂肛の最盛期の脳幹に突き刺さる痛みに比べれば子供だね
まあ、ケツがぶっ裂けてるときと、ちゃんとふさいであるとき、
どっちが痛いかは自明の理であろう。
ラーメンの美味いマズイ問題と一緒で、
物凄く痛かったか?まあまあこんなもんか?は一人一人感度も耐性も異なるからねぇ

以上、まだ点滴は外せてないが、如意棒はフリーなった男がお送りいたしました。

つづく・・・・・・



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