不整脈のトラウマに打ち勝って明るく前向きに生きる男の顛末記

明るく前向きに生きることで
不整脈とQOLをコントロールした男の生きざまを描く

お天気の神様は意地悪です

2022-08-20 18:22:13 | ニコンバカ一代福島支部


2022/8/19 布引高原にて

昨年霧に埋もれ、満足な天の川を撮らせてくれなかった布引高原。
1年ぶりの雪辱を果たしに風車とヒマワリ畑がシンボルの聖地に向かう。

YouTube用のムービー及びナレーションもかっこよく撮ろうかと思ったが
平日金曜なのに人がとっても大勢。
恥ずかしくて、とても撮れたものではない。
(YouTuberとは羞恥心を捨て去った者しかなれないのか?)

都会であれば動画用にくっちゃべりながらの人もいるかもしれませんが
ヒマワリの写真も撮らずに機材セッティングの動画撮りとか・・・・。
まあ、田舎では変態扱いされること疑いなし。

日中は雲があったクセに、夕方から夜にかけては
ありがたくないことにカンカン照り。
夕陽や夕焼けは適度に雲があった方が断然絵になります。
そして、ここからが試練の始まり。

日が暮れて急激に気温が下がりだすと
日中平地で暖められ山肌を駆け上がってきた
たっぷりと水蒸気を含んだ空気が飽和して雲や霧ができる。

ある程度の標高で天の川を撮ろうと思ったら日にもよるが
例え晴れ予報でも時間差で2回は雲や霧が出ることは覚えておいた方が良い。
この日も1回目は曇り、2回目は周囲が埋まるほどの霧が出た。
久しぶりの晴れの夜空なので天の川を狙ってる人が相当数残っていたが
皆、そうそうに見切りをつけ、別の場所に向かっていったようだ。

私もスチル派ならそうするだろうが
オートホーリーグレイルタイムラプス専門なので
一度撮り始めたら、その場所と心中である。
 ※オートホーリーグレイル=日中から夜を途切れなく連続で撮る

1回目の曇りはヒマワリや風車は見えたので
撮影している人も居ましたが
2回目の辺り一面真っ白けで全員撤退。
真の完ソロはうれしいようなうれしくないような。

その時、Zブラザースのなっさんから連絡が入る。
今から行きます。
霧に埋もれてるよ!と言ったが来るとのこと。
往復2時間無駄骨に終わるかもしれないと言うに見上げた根性の持ち主だ。

しかし、この男、どうやら持ってるらしい。
彼が到着する直前、突然霧が晴れる。
しかし、この後スッキリ晴れることはなかった。
どうやら彼は中途半端に持ってる男らしい。

しかし、さすがはテレビに3度も撮った写真が取り上げられた男。
空がスッキリしないならしないなりに美しく撮っておりました。

この辺のセンスを私は持ち合わせていないので、まあしゃ~ないね。

今回の撮影はリベンジがなったのか?ならなかったのか?
まあ微妙なラインですが、星空が出てくれただけで

勝った!


時間を止めるか? 時間を撮るか?

2022-08-13 06:57:52 | ニコンバカ一代福島支部

写真は時間を止める。
なぜ人は時間を止めたがるのか?。
それはどんなに金持ちや権力者であっても時間を止めることはできないからだ。
黙っていっても流れていってしまう時間の中にある一瞬を残したい。
写真は人間の欲求が生み出した。



タイムラプスは時間を速める。

人間の記憶の特性上、
数時間という時間に何が起こったかを時系列で鮮明に残すことはできない。
流れていく時間でしか表現できないものもあるのだ。

それを成し得るのがタイムラプス。
さらに明るいうちにまだ見ぬ夜の姿を想像し、
起こるであろう未来の姿を見据えて撮影するのが、
オートホーリーグレイルタイムラプス。



時間を止めない撮影術も面白いですよ。