不整脈のトラウマに打ち勝って明るく前向きに生きる男の顛末記

明るく前向きに生きることで
不整脈とQOLをコントロールした男の生きざまを描く

下って上る遊歩道は危険です

2020-09-22 05:56:04 | 脈○神○評○

大切なものを失ってしまった人が
その耐えがたい喪失感により陥る
様々な心身の不調や日常生活に支障をきたすような影響全般を
 ○○ロス
と言いますが、動男も○○ロスの真っ最中
不整脈はソコソコ快適
日常生活も普通に送りますよモチロン
動男は立派な社会人なんで

でも実態は完全に抜け殻

虚無の世界にどっぷり浸かっております
抜け殻から抜け出したセミの寿命は1週間
では抜け殻自体の寿命はどれくらい?
抜け殻の寿命が気になる
今日はアラビア人で登場
ヌ・ケガラ・クンで~~す



かつて、不整脈を克服しようとサイクリングをしていたとき
出かける先は往が上り、復が下りになる場所限定でした
理由は簡単ですね
万が一、途中で脚がイってしまったとき
(痙攣や乳酸蓄積で動けなくなるという意味)
万が一、途中で心臓が御し得なくなったとき
(頻脈や心臓細動、2段3段脈が出て動けなくなるという意味)
帰りが下りなら何とか戻ってこれますが、これが逆なら?
帰って来れませんよね~


9/21 あだたら高原リゾートで行われているイルミネーションへ向かう
期間が9/22までのイベントを期限当日に紹介するあたりは・・・・
ダメダメの抜け殻くんですねぇ

 あだたらイルミネーション

これ、時間が19:00~21:00(最終上り乗車20:30)なんですが
開始時間以降に並ぼうものならロープウェイは1時間待ち
で、早めに行って渓谷散策と滝撮影

二階滝(スキー場から降りて最初にある滝見橋から)
ISO100, f5, 1.6sec, 10.7mm(35mm換算60mm相当)
もう夕方なんでNDフィルターを使わずとも遅いシャッタースピードが楽に出ます




魚止滝
ISO100, f6.3, 1.3sec, 7.9mm(35mm換算44mm相当)


昇竜滝
ISO100, f6.3, 1.3sec, 7.9mm(35mm換算44mm相当)

昇竜滝はやっぱ奥行き感を出すために縦構図ですね

これらの滝はあだたら渓谷奧岳自然遊歩道にございます

 あだたら渓谷奥岳自然遊歩道


ハイっ! ここでようやくタイトルと前振りに話がつながります
この遊歩道、最大の問題が出発点が上だということ
そう! 何かあっても帰れる
往は上り、復は下りの原則を覆している
それがあだたら渓谷奥岳自然遊歩道

この遊歩道、下に降りて最下点に滝見橋があり
ちょっと上って魚止滝、さらにちょっと上って昇竜滝があるんですよ
だいだい昇竜滝は距離も高低差も1/3くらいの地点に存在
ここからさらに上って紅葉滝を見て
さらに上って最上点まで行って烏川橋から登山道で下ってくるか?
って無理ぃ~~~~

しかも、来た道を戻る最短ルートの道のりでさえ
脚はガクガクで心臓も時々ボコポコで戻らなければならない

動男のサイトに訪れる方であっても
かつてはアクティブ派だった方もいると思います
そういう方はわかると思うんですけど
歩幅と傾斜が不定で足元が滑るような道を上ったり下ったり
これ脚に滅茶苦茶負担がかかることはご存じですよね
心筋は疲れ知らずの筋肉
息切れして酸欠になっても休んで酸素が回れば回復しますが
腿筋などの普通の筋肉は心筋と違い、一旦ダメージを受けたら回復しません
帰路の出発点、昇竜滝から下る時点ですでに腿がガクガクでヤバイ
俺、帰れるんか?
ヒイヒイ言いながらナントカ戻れましたが

 死ぬわ

遊歩道へ降りるとき迷ったんですよねぇ
重量級の不整脈持ちがあそこまで下るって大丈夫か?
おいっ!って

ということで出発が下り、戻りは上りの景勝地は
行っちゃアカン