在イタリア、ソムリエワインノートとイタリア映画評論、他つれづれ appunti di degustazione

ソムリエ 20年、イタリアワインのテイスティングノートと、なぜか突然のイタリア映画評論、日本酒、日本茶、突然アートも

お茶の魅力 小雑誌 un opuscolo su il te' Uji

2016-06-13 10:08:07 | 日本酒、日本茶
宇治茶は京都のお茶だと思っている人は多いと思うが、実際には、その生産地(正確には栽培地)は、京都府だけではない。



京都府、奈良県、滋賀県、三重県の4県で栽培されたお茶を使用できる。
これを京都府内の業者が、京都府内で仕上げ加工すれば(もちろん、宇治茶らしい製法をもって)宇治茶と名乗れる。

今でこそ、静岡や九州のお茶も全国に流通し、有名になっているが、かなり小さな生産地域にもかかわらず、これだけ多くの「宇治茶」が世の中に出回っているのには、以上のような理由があるからである。

以上にちゃんとのとって作れば「宇治茶」なわけで、京都は宇治のお茶を飲んでいるつまりで、実は違ったりして。。。。

高品質の「宇治茶」は、もちろん京都産(栽培地)のお茶だけで作られるが、その主産地が宇治から山城にかけて。

相楽郡の南山城村、笠置町、和束町、お茶の魅力を伝える、小雑誌をいただいた。

宇治茶大好き人間としては、とてもうれし~(ニコニコ)

お茶関係の本は何冊かもっているが、3長村の魅力とお茶の話を、非常にうまくコンパクトにまとめたとても素晴らしい小雑誌。
英語訳もあるので、海外でかなり使えそう。

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