これはかなり前の話である。
しかし、相当悪質だと思うので、取り上げておきたい。
アテンドの仕事で、テルミニ駅近くのMDZホテルに行った。MDZホテルは駅の南側、大通りに面していて、昔は大変格式のあるホテルで有名だった。アポの時間よりかなり早めに着いたので、ロビーで座って待っていた。
そこへ、いかにも個人旅行という日本人のカップルが、チェックアウトの為に荷物を持って降りてきて、普通に「チェックアウトプリーズ」と言った。すると、レセプションにいたやや年配のホテルの人が、突然、英語で「One mineral water 3 euro!」と叫ぶように言った。水など飲んでいない二人は、片言の英語でなんとか「飲んでいませんよ、間違いです」と言おうと努力をしていたが、ホテルの人はわざと無視し、有無を言わさぬ感じで同じ言葉を繰り返すばかり。数回、立て続けに、それも叫ぶように言われ、あきらめたカップルは、仕方なくお金を払ってホテルを後にした。そして、その後、ホテルの人が同僚と、「やったぞ、山分けだ」と話していた会話が、私にはしっかり聞こえてしまった。
今でもこの従業員がいるかはわからないが(まだ、いるだろうなぁ。。)、この人は、こういうことを、従順な日本人個人旅行客向けに日常的にやっているらしい様子が伺えて、本当にイタリアが悲しくなった。それに、たったの3ユーロ!それも二人で山分けだし。。なんとセコイ!
しかし、相当悪質だと思うので、取り上げておきたい。
アテンドの仕事で、テルミニ駅近くのMDZホテルに行った。MDZホテルは駅の南側、大通りに面していて、昔は大変格式のあるホテルで有名だった。アポの時間よりかなり早めに着いたので、ロビーで座って待っていた。
そこへ、いかにも個人旅行という日本人のカップルが、チェックアウトの為に荷物を持って降りてきて、普通に「チェックアウトプリーズ」と言った。すると、レセプションにいたやや年配のホテルの人が、突然、英語で「One mineral water 3 euro!」と叫ぶように言った。水など飲んでいない二人は、片言の英語でなんとか「飲んでいませんよ、間違いです」と言おうと努力をしていたが、ホテルの人はわざと無視し、有無を言わさぬ感じで同じ言葉を繰り返すばかり。数回、立て続けに、それも叫ぶように言われ、あきらめたカップルは、仕方なくお金を払ってホテルを後にした。そして、その後、ホテルの人が同僚と、「やったぞ、山分けだ」と話していた会話が、私にはしっかり聞こえてしまった。
今でもこの従業員がいるかはわからないが(まだ、いるだろうなぁ。。)、この人は、こういうことを、従順な日本人個人旅行客向けに日常的にやっているらしい様子が伺えて、本当にイタリアが悲しくなった。それに、たったの3ユーロ!それも二人で山分けだし。。なんとセコイ!