在イタリア、ソムリエワインノートとイタリア映画評論、他つれづれ appunti di degustazione

ソムリエ 20年、イタリアワインのテイスティングノートと、なぜか突然のイタリア映画評論、日本酒、日本茶、突然アートも

Regaleali -Tasca D'Armerita 2010

2012-01-23 11:49:30 | Sicilia シチリア
“レガレアーリ”タスカ・ダルメリータ 2010 -シチリア州

観光客しか入らないレストランに行った。
ワインも込みのメニューである。
赤と白、カステッリ・ロマーニのワインがすでにテーブルに置かれていた。
席に着いたときはすでにコルクが半分閉められた状態(つまり、半分開いているということ・・)だったから、大樽から移したんだろうな~
テキトウに赤を飲んでみる。ひえ~
一緒にいた方たちは、さすがに、普段はもう少し良いワインを飲んでいる人たちなので、別に料金を払って他を頼みましょう、となった。良かった~
ワインリストなどと言うものがあるはずはなく、白を頼んだら、ボトルを3種そのままテーブルに持ってきた。
(こういうスタイルは昔はよくあったなぁ、とちょっと懐かしい。)
3本のうち2本は、これまたひえ~というワインで、即却下。
つまり選択肢は一つ、久しぶりにレガレアーリを飲んだのである。
シチリアから帰ってきたばかりで、ローマでレガレアーリとはご愛嬌でした。

シチリアと言えば、コルヴォ、そしてレガレアーリ。
シチリアは、DOCの名前より、ワイナリーの名前より、というかそんなことはどうでもよく、シチリアワイン=コルヴォとレガレアーリだった。
コルヴォもレガレアーリも、その昔はよく飲んだものだ。

テイスティングは・・・(何も考えずに飲んだ・・)
色 可
香り 可
味 可
普段飲みのワインとしては悪くないし、よくできている。(よく造っている、が正しい)
タスカのワインは好きだし、久しぶりのレガレアーリも決して悪くはないのでした。