としのブログ

大工の とし の日々の出来事

ひどくご無沙汰してしまいました

2017-09-29 21:15:53 | 日記
ご無沙汰しております。
あまりの更新の無さに心配までしていただく始末、お許しください。

この数か月、家庭内の色々がありまして、しばらくネットの世界からフェードアウトしておりました。
刃物イジリの趣味もなかなか時間が(体力が)取れずにネタも無く。(笑)

さて、今週末は削ろう会蔵王大会ですね!
ワタクシもいの一番に申し込みを済ませ準備も万端!



薄削りは少しばかりサボってしまいましたが、



以前と同じ位には削れているようです。



写真で見ると薄く見えるけど、実際はそうでもないよ。

蔵王大会は参加できても日曜日のみですが、どうやら家庭の都合で不参加になってしまう模様です。
ん~!削りたい!

お世話になっている方々、申し訳ありませんが今は我慢のタイミングなようです。

群馬チームは僕が行けなくなってもプレ大会ファイナリストの秀さんや全国大会デビューの新メンバーは参加しますんで、
皆様宜しくお願いします!

台打ちもう一丁

2017-06-26 21:42:28 | 日記
お疲れ様です。
ワタクシ、先週の土曜日に建て前でした。
が、金曜日の午後に左足首ねんざ!
初めて手伝ってもらった華の52年組のミスターインターナショナルにも良いとこ一つも見せられず。(涙)
建て方に参加していただいた皆さん、ご迷惑をお掛けしました。
足のほうは現在、



腫れも引いてきて、クラッチ踏むのも痛くなくなりました~。

さて本題、今回の台は作業場で十年以上出番を待っていた樫の丸太からの木取り。
欲しい木目の木口に斧を振り、樫の楔でパッカーん!と。
で、台尻の木口



で、こちらが台頭



お気づきですか?
そうです、木端は、



節、はいっちゃてます。
解りづらい?



凄いでしょ。
生節入りの台完成~!(笑)

コイツの刃は、



この間先輩から貰ったものです。
耳の取り方が面白くて、



何だかスゴ~く安物っぽいんですが、薄く入った鋼と何となく切れそうに見える鍛接線から使ってみることにしました。
例によって裏刃の錆がかなりの物なので、実力発揮は当分先っぱいですが、錆の影響のない部分は刃の付きは良好です~!

今回の新築物件の外部仕舞いが終わったら落ち着いて溜まった新台の試し削りすんべ!

あ、前回のタダの鉋は試し削りの前に上棟現場での目違い払いに実戦デビューでした。(笑)

おまけ



ワタクシ最近メガネを調光レンズに変えたのですが、う~ん?(笑)

おまけ2
というか業務連絡。



25日の朝一番で申込み完了です。
お仲間の皆様、返信有り次第連絡いたします~。

若狭田村山 戸前浅葱

2017-06-22 19:50:45 | 日記
与板の削ろう会でお家に連れて帰った尚さんの田村山 戸前浅葱です。



ご厚意で試し研ぎ大会に参加させてもらってからどの位経つのだろう?
ようやく手元に置いて置ける様になったこの砥石。



角が斜めだったり筋があったりしますが、



優しい研ぎ感で細かい仕上り。
ほんのちょっとの研ぎ時間でも結構下す研磨力です。
僕にはもったいないかも。

砥いだのは青紙と思われる、



東土牛 寸六
砥ぎ上がりは、



非常に細かく良い刃が付きます。
研ぎ傷が残っていますが、1200番の中砥から直でこの砥石なのです。
間に何か挟めば傷は全くない仕上りに持って行ける石でした~。

角度を変えてもう一枚。



鋼は鏡面に。
地金はもう少し砥ぎ込むといい具合に色が沈んでくるようです。

ついでにタダの鉋のハイス鋼でも、



思った以上に研磨力がありますよ。

この鉋、台打ち完了です。



90分硬化のエポキシで張り合わせた直後はピッタリくっついていた台も、



しばらくの放置期間でスキマが。(汗)

試し削りの結果はすこぶる良好のこの砥石。
デジカメの電池切れで、恒例の拡大画像と削りの写真はまた今度です~。

只の鉋

2017-06-20 23:07:43 | 日記
またまたボロの再生始めています。
今回は先輩から戴いた、




東清光ですかね?
特殊鋼だそうですが、ま、青紙かな?なんて思いながら始めたわけです。
が、が、ガー!
ハイスだんべ~!
裏鋤のお直しも一向にはかどらず、



バッチいけど心が折れました。(笑)
切れ刃もバッチいままですが、



超鋭角を五厘ほどは頑張って減らしました。
が、やっぱり心が折れる~。
炭素鋼の4倍(体感)は減らないねぇ。
とりあえずグリンテックの治具研ぎで使いながら減らそう。(笑)

台はいつぞやの、



これを張り付けた、



これでいきます。
〆てゼロ円、タダの鉋なのだ。

おまけ

三寸鉋はK氏からの助言で、


こいつが、


こうなった。
だいぶ扱いやすくなりましたが、下端がどうにも決まらんです。

それから先日の与板での戦利品。


最後の抽選会で頂きました~!


池田さんの導突鋸!
大事に使わせていただきま~す!

テフロン?フッ素?

2017-06-16 20:42:02 | 日記
少し前の写真ですが、



乾性コーティングできるフッ素系の潤滑剤を取り寄せてみました。
そしてこれも少し前にアホみたいな安さで(笑)手に入れた、



溝切りのベースにプシュー!っと。
この溝切り、アルミのベースにメッキがしていない古い型なので、白木に使うときに黒い筋が付くのが気になるので、
何かしら処理をしようと思ったのが今回のスプレーの購入要素なんですがね~。

ついでなのでトリマーのベースにもプシュー!



吹付後は数分で乾燥して、艶消しの白っぽい感じになります。



写真奥のほうが乾燥途中の様子。
わかりますでしょうか?

で、使用感ですが、潤滑性能は文句なしです。
が、処理が簡単な分被膜の耐久性はソレナリな感が。
トリマーでの試用では、4mの材料の面取りを20本程行っていますが、塗膜は剥がれつつあるものの潤滑に関しては問題なし。
シリコンスプレーでの潤滑は後々の塗装への悪影響が気になる場合もあるので良いかもしれないです。
何よりラッカースプレー程度(以上)にすぐに乾いてお手軽なのが気に入りましたよ~。

おまけシリーズ

裏金の鉋 裏THE鉋 の写真が出てきたので。



今回の刃は焼きが甘くて刃先を2段研ぎにして強度を持たせてやらないと鋼が潰れてしまいます。



一号・二号に比べると台打ちは格段に上達したようですが、切れはモッサリ。
手持ちの裏金を調べてみるも、一号・二号の様な硬度のある物は少ないようですね。



上の写真は先輩の所で普通に活用されていた一号君。
お前は切れたよなあ。